楽園生活
自宅に戻ってふとクローゼットを開いたら、山積みになったブランド品が思わず目に飛び込んできた。なんだか、むしょうに、まとめて処分したい気分。。。あっちではブランド品も高価な車もTVも…、まったく必要としない。欲しくもないし、そんな存在すら忘れてた。太陽と海があれば本当に充分満足。ちょうど、不用品の整理を考えていたところなので、この際まとめてオークションに出品しよう~。島人たちは今日も海とともに1日が始まり、仕事を終えると陽気に笑い、語らい、楽しくお酒を飲む。天候次第では仕事もできないので、自分たちで採った魚や貝を持ち寄り、宴を繰り広げる。水中銃のこと、波のこと、サーフィンのこと、、、海の話をしているときは皆一様に少年のように目を輝かせた。わずか4日間という短い滞在だったけど、スピード勝負の東京では決して味わうことのできない太陽と海に囲まれた楽園での生活。そして何より島人である友人の篤いおもてなしに、涙がでそうだった。もちろん、本当はそんな「夢の楽園」のような場所ではないことも、滞在後半にはなんとなくわかってきた。観光客の目には決して入ることのない島人の生活がそこにはあり、台風などの自然災害との戦いや厳しい就労状況などのリアルな現実。。。でも、デジカメの中で久しぶりに満面の笑みをこぼしている自分の姿。やっぱり私にとっては、ここは「夢の楽園」に違いない。最後に滞在中に私に関わってくれたみんなに、心からありがとう~!