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カテゴリ:犯罪ドラマ
![]() サム・ライミ監督の1998年の作品。 ビル・パクストンが墜落した飛行機で大金を見つけ、犯罪を犯してしまうというストーリーである。 サム・ライミ監督は「死霊のはらわた」や「スパイダーマン」など、天才的な演出を力を持っているようだ。しかし、この作品のテーマは単純すぎて、その力を発揮できなかったと思う。 サスペンスの盛り上げ方などは上手だが、平凡な流れで終わってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2~3回に分けて、撮ってあったヤマトをみました
私的には面白かったです 安っぽさもあまり感じなかったし… 3女には不評でしたキムタクとメイサが唐突にくっついて絡み過ぎ、だそうです ラストシーンは想像通りでした (2012.04.27 19:13:18)
ウィドウさん、こんにちは。
私はキムタクのヤマトはまだ観ていません。キムタクは昔のTVドラマで面白いものがいくつもありましたが、最近は飽き気味です。 でもSMAPの新曲はオリコン1位になってしまいました。 (2012.04.28 20:59:50)
私の好きな映画の1本「シンプル・プラン」の紹介をされていますので、コメントしたいと思います。
雪降り積もる田舎町で偶然犯罪がらみと思われる400万ドルもの大金を発見した3人の男たち。 探している人がいるのかどうか明らかになるまで、暫くの間、保管して、なにもなければ山分けして町を出ようという「簡単な計画」のはずだったが、それは死体が次々と転がる惨事の幕開けとなるのだった-----------。 この映画「シンプル・プラン」は、天性のストーリーテラーと絶賛されてベストセラーとなったスコット・スミスの原作を、著者自らが脚色したクライム・スリラーですね。 監督は、マカロニウエスタン風の「クイック&デッド」以来3年ぶりの新作となるサム・ライミ。 次第に人生を狂わせていく主人公を演じるのはビル・パクストン、その妻をブリジッド・フォンダ、頭の回転がノロいが悪意のない兄をビリー・ボブ・ソーントンが演じている。 後味は悪い。とても意地の悪い幕切れなので、好き嫌いは分かれるでしょう。 でもこの映画には大興奮させられましたね。 あのサム・ライミ監督が、こんな映画を撮れるんだ! という驚きもあるけれど、掛け値なしに一級品の傑作であると思います。 「雪に閉ざされた田舎町」、「狂う計画」、「意味のない殺人、転がる死体」、「やりきれない幕切れ」という物語の鍵を並べていくと、コーエン兄弟の傑作、「ファーゴ」との類似性に気付かされます。 そう言えば、サム・ライミとコーエン兄弟といえば、かつて、サム・ライミが監督した「XYZマーダーズ」の脚本がコーエン兄弟、という縁があったんですね。 しかし、類似性は表面的なものだけで、映画としては全く異なるテイストのものになっている。 なにせ、コーエン兄弟の「ファーゴ」は、あのように相当「えぐい」内容を描いていても、終始、客観的で冷徹な視点が保たれていて、洗練されたブラック・コメディの趣すらあったのに対して、この作品は、当事者意識に基づく濃密な心理劇になっているんですね。 濃密な心理劇?ライミが?いや、誰もがびっくりするに違いありまん。 だいたい、ライミといえば、極端なアングルだったり、豪快な主観カメラによる撮影など、個性的で無茶苦茶なスタイルがトレードマークのようなもので、そうした技巧による特徴的なヴィジュアルによって「目で見せる」タイプの作家だという思い込みがありますからね。 しかし、この作品でのサム・ライミ監督の演出は、ひと味もふた味も違う。 じっくりと腰を据えて、容赦なく、登場人物の脂っこく生々しいところ、人間の「生態」と言うべきものを炙り出していく異様なまでの迫力。 例えていうなら、曲者ビリー・ボブ・ソーントンの脂汗の匂いや、ブリジッド・フォンダの胸のうちに秘めた語られざる不満や欲望。 そういった眼に見えないものまで、フィルムに焼き付いているのではないかというような。 究極の選択を迫られた登場人物たちの心理に深く踏み込んでいき、その息苦しいまでの心理状態を観る者に体験させんとする「大人のライミ」。 ここぞという瞬間まで、自らのトレードマークを封印し、技巧に走らず、役者の演技でドラマを語ってみせるんですね。 (2024.01.21 15:09:35)
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