6/1 今日の印象
日経平均は続伸。 前場は、窓を空けて高く寄付き18,000円超まで買われたが、その後は18,000円を挟んでの揉み合いであった。 後場も前場同様に、18,000円を挟んで狭いレンジでの揉み合い。 後場中頃からは、やや利食いに押された感じで、18,000円をキープ出来なかった。 週末という事もあり、利食い売りが出やすい状況であったが、大きくダレる事もなく引けた。 この辺りの様子から、市場での需給は好転したものと考える。 売買高は24.9億株。売買代金は3.2兆円ほどで商いも増加傾向。 新興市場の小幅高に比べ、TOPIXが堅調であった印象。 日足罫線は、短い上ヒゲのある窓空け小陽線。 2月の急落時に空けた窓埋めまで、もうチョッと‥。という所まで戻している。 罫線的には、この窓を埋め切らずに反落すると、本日が戻りのピークとなる可能性もある。 来週続伸となった場合でも、心理的な節目18,000円と2月高値18,300円の間では小動きになるのではないか? この節目を突破すれば、この節目が支持帯として機能するはずである。 個別は全面高に近いが、特に鉄鋼・非鉄・造船・商社・海運が強かった模様。 反面、情報通信・その他金融が軟調。 新興市場同様にSBは見送られた印象。 保ち合いを上に放れた事から、超出遅れ的で、保ち合い底付近の5000番台を寄付きで買ってみた。 同じ事を考える者が多かったのか、前引け前から動意付き、後場一段高となった。 狼煙が上がったようなので、今後は押し目があれば買い増し予定。 そう言えば、2年前の今日…。 保ち合いで仕込んだ不動産株がストップ高した。 喜んで売ったら、その後が大暴騰であった。 買い直す勇気もなく、ただただ指を咥えて眺めていた…。 長い長い保ち合いを、大きく放れたものは要注意。 業績・市場背景に裏付けられたものであれば、意外な大化け銘柄の可能性もある。。。 決して仕手株の事ではないので勘違いなさらぬよう…。