嬉しい事・・・
先週までは、疲れる事の多かった日々だった。今週は何とか疲れも和らぎ・・・普通の上等に戻りつつあった。昨日のフラサークルへ久しぶりに、見学者が一人・・・離島から引っ越して来た方で・・・私たちと、同年代の方・・・彼女が、来週から参加する事が決まり・・・メンバーみな、喜びました。新しい風が吹き・・・楽しさが増してくるような予感がしている。今日の嬉しい事がもう一つ・・・・実家の家業を継ぎ・・・日々頑張って?いる弟もちろん、琉球古典音楽もやり、弟子も沢山いるのであるが・・・弟の古典音楽デビューもちょっと、変わっていた。(その事はまたの機会に・・・)沖縄では、有名な琉球新報社主催の古典音楽コンクールと言うのが毎年開催されて、新人賞に始まり、最高賞に上り詰めるのが演奏者達の望みでもある。今年、エイサーのジカタを務めた甥っ子が、(弟の長男・22歳?)その新人賞に挑戦した。何を思ったか?弟も最高賞に挑戦したのであった。(もちろん、新人賞→優秀賞→最高賞)弟は、20代前半に(ちょうど、甥っ子と同じくらいか、もっと、若い時だったかも・・)立て続けに優秀賞まで獲得していた。が・・・ちょっと、前までは俗に言う、ヤンキーなニーちゃんだった弟には、父や母への反発とか、色んなしがらみで・・・両親の言う事も聞かずに、そのまま放置した。(サンシンを弾く事は、免許も取得して、続けてはいるが、コンクールへの興味が失われていた。)アレから、何十年と時は過ぎ・・・今年・・・・息子が挑戦する・・・しかも、去年に引き続き、本土にいる弟子が最高賞を受験するのに・・・弟から手ほどきを受けて挑戦したいと・・懇願された。弟は、その最高賞には、挑戦すらしてないのに・・・・・弟の心の何かに触れたのだろう・・何か?理解するには難しいかもしれないが・・・息子の受験申し込み、弟子の申し込み、弟自身の申し込みにいったら・・・主催者の係りは・・・???な表情をしていたと笑っていた。(係りにの人は、すでに顔なじみ・・・)何年も、(先生の立場で、弟子の申し込みに行っている弟が、今更のように自分の申し込みに・・・)私たちも、気がかりであった。今月の初めに結果が分かり・・・・弟の申し込んだ総ての受験者が合格したのである。先日、お祝いを言いに実家へ行ったら、義妹が笑いながら・・・DVD,見る?とセットした。弟の受験の様子のDVDだった。非常に緊張した面持ちで・・・目の悪い私にもはっきりと確認できるほど・・・・右手のバチを持つ手が大きく震えている。(大笑い!)最初から最後まで、ミスはしなかった物の・・・・ガタガタ震える手は止まらなかった。終了後・・審査員の人に言われたそうな・・・・「あんたを見ていると、自分は心臓麻痺を起こしそうだったよ。」デカイ身体と態度に似合わず・・・気が小さい弟の最高の歌、サンシンだったんだな。偉い両親が生きているうちにあの震えを見せたかったなぁ。で、今日、実家でささやかな祝賀会を開く・・・・・少なくなった家族が揃うのも、嬉しい事だ。