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テーマ:ミステリはお好き?(1477)
カテゴリ:ミステリ
『第三の男』ではありません。アガサ・クリスティ作の『第三の女
』です。 これは少し変わった作品です。事件がおきたのか?おきたとするとどんな事件なのか?ということが最後までわからないのです。ポアロのもとに、「殺人を犯した」と自称する女性が助けを求めにに来ます。とすると殺人事件でしょうか?しかしいつものごとく死体が転がっている、というわけではなさそうです。 また、この作品ではオリヴァさんが登場します。彼女は推理小説家で、『蒼ざめた馬』『死者のあやまち』などにも登場します。役に立っていないように見えて大きなヒントを提出しているという人です。そのほか、ミス・レモンも登場。『葬儀を終えて』に登場した調査員ゴビイ氏も現れます。この人は物に向かって話しかけるという人物です。なぜか人物リストには出てきません。ヘースティングスも出てこれば一揃いといった感じですね。残念ながら彼は出てきません。 孔雀の写真と作品とどんな関係が有るのだろうと、読む前には思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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