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テーマ:ミステリはお好き?(1495)
カテゴリ:ミステリ
現在『現代大衆文学全集 7 小酒井不木集』(平凡社)を読んでいます。ある古書店で100円で売っていたのですぐに買ったものです。1000ページほどある作品で、今半分くらいのところを読んでいます。疑問の黒枠という長編が収録されていますが、なぞが積み重なっている点、犯人の意外性などは面白い作品でした。ただ、犯人を追う推理の展開としては(尼t利こつこつと証拠を追うものではなく)不十分かもしれません。しかし、生きている人の死亡広告や、模擬葬式、なぞの遺言や、誰も彼も怪しく見える人々、など、聞いただけでも興味を引く内容が詰まっています。そのほかは恋愛曲線などの短編を多く含んでいます。「メデューサの首」などは、以前紹介した『大雷雨夜の殺人』にも収録されている作品がいくつかありました。読み終わったら詳しく紹介します。
なお、最近マジック関係の紹介をあまりしていませんでしたが、今読もうとしている洋書がいくつかあるので予告します。 Walter GibsonThe New Magician's Manual 同じくギブソンのProfessional Magic for Amateurs お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.01 11:04:17
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