友情って、難しい
私の友達に、トラブルメーカーがいます。普段は気さくで、やさしいし気は利くし、いいやつなんです。でも、男が絡むと、てんで信用できない人へと変貌します。男と会うために、私たちとの約束をドタキャンしたり、彼氏がいるのに、友達の元彼と、その友達には「あんなひどいヤツとは友達の縁を切る」とか言いつつ内緒で2人で飲みに行ったり、内定先の社長さんから神戸へ転勤してほしいと言われて、嫌がって悩み、一番行きたくない理由を聞くと、「関西の男はいやだから」とか関西の男の人のこと知らないくせに、真剣に言っていたり、どうも、理解しがたい行動や考え方をしているんです。そのせいで友達は裏切られた思いを何度も味わうし、指摘したら逆ギレしてきてこっちが気を遣わされるし、最近では、人間としての品格を疑ってしまいます。たまに、テレビの番組で男が原因で友情が崩壊した、など見たりしますが、私としては、恋愛や男に振り回されて友情を見失ったり、まわりを考えられなくなって傷つけたり、といったことは、考えられませんし、理解できません。それはもしかしたら、本当に人のことを大好きになり愛したことが、ないからなのかもしれません。だとしても、私は絶対、「男なしでは生きられない」だとか「友情より、恋愛をとる」だとかそういう女にはなりたくない。そうなってしまったら、彼氏との2人の間の関係だけでしか、本当の信頼関係を築くことができなくなってしまうと思います。その友達は、今どんどん友達との信頼関係を失っていっていると思います。正直、私もしかり、信頼できません。何度か指摘して、改善のチャンス・反省のチャンスは与えてきたつもりですが、いつも「自分からの視点」でしか物事を考えられていないようだし、自分の非を認めようとしません。自分にとって痛いことは聞き入れられないようです。何度もこういうことがあり、私も他の友達も、疲れてしまいました。疲れる友情、気を遣い合う友情、それって、どんな友情だろう、と思いました。友情ではないんではないか。自分を見つめられない、自分に原因を求めようとしない、そういう人は、学べないと思います。どうやったらその必要性をわかってもらえるのでしょうか。