タラコとワカメの珍道中

　　長いことお休みしていた

　　『波瀾万丈』日記

　　皆様ご存知のように休んでいる間に起こった出来事

　　が私の人生で１番大きな出来事かもしれません・・・・・。

　　が・・・。その話は　また別の話・・・・・。



　　以前私が『結核』になったお話をしました。(ここを見てね。)

　　そのときの「おみやげ」についてお話しましょう。。。


　　結核で入院中から(いや入院する前からかも)

　　腰痛に悩まされていました。

　　でも当時昼・夜と仕事を持っていたのでただの疲労だと思っていました。

　　ところが、この入院中毎日ゴロゴロ寝ているにもかかわらず

　　腰痛がどんどん悪化していったのです。

　　既にうつ伏せで本を読んだりすることができず、腹筋を使って起き上がる

　　ことが出来なくなっていました。

　
　　主治医にこと痛みを訴えると整形で見てもらうことになりましたが、

　　MRIの機会がない為レントゲン結果のみ・・・。(異常なし)

　　退院まで痛み止めを服用しながら　我慢　でした。


　　退院後、以前見ていただいたことのある病院に行き

　　先生に相談する事にしました。

　　先生は「中の組織を採って検査しないとダメ！」と・・・。


　　この検査「脊椎の骨髄穿刺」といって

　　大の男でも声を上げてしまうほどの検査です。

　　それを先生から聞いていたので　ずっと長いこと(入院前から)

　　決心がつかなかったのです。


　　たった１泊２日の検査入院でしたが　これほどの痛みはほんと

　　初めてでした。

　　付き添ってくれた看護師さんの腕が真っ赤にはれ上がるほど

　　掴んでしまっていました。

　
　　後に先生から聞かされた結果は

　　「このまま放っておくと　いつか背骨がポキッと折れて

　　神経に当たりでもしたら、一生歩けません。」

　　という言葉でした。

　　話の途中から　涙が止まらなくて　先生の話はあまり覚えていません。

　
　　病名は「脊椎カリエス」

　　背骨の一つが中の方から菌に冒されどんどん朽ちていくんです。

　　私の背骨の一つは既にほとんど空洞でした。

　　先生も驚きでこんな状態でよく普通に生活していたね・・・って


　　そこから手術まではあっという間でした。

　　先生は私に考える時間も与えてくれませんでした。

　　(もっともそのお蔭で今こうして元気にしていられるのですが・・・)

　　私の最後のわがままは2ヶ月の入院生活を1ヶ月に短縮して

　　もらうことでした。

　　ついこの間ワカメと3ヶ月も離れて生活していたのです。

　　1ヶ月にしてもらっても我慢できない・・・・・。


　　そんな思いで手術前日荷物をまとめて病院へ行きました。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・つづく・・・・・