タラコとワカメの珍道中

　
　　最近　更新できないもうひとつの理由に

　　長女の病気のことがあった。


　　至って明るく元気な長女を見ると　無理を感じ辛かった。

　　時々「もう長くないし・・・」なんて笑いながらおねだりをしてきた長女

　　「ば～～か！！そんな訳ないから　買わん！！」などとふざけてみても

　　心の中では、「もしかしたら・・・」と思っていた。




　　告知から１ヶ月余り・・・

　　その間、残っていた腫瘍を取る手術を受け

　　全身に転移がないか検査を受けた。

　　検査の結果により今後の治療方針を決める・・・という。




　　その検査の結果・治療方針が　やっと出た。

　　検査の結果

　　『他への転移はなし！』

　　そして　今後の治療については

　　『今のところ特に何もしない！！』ということ。


　　病院で私も一緒に先生に呼ばれた時は　心臓が『バクバク』と

　　音を立て、周りに聞こえてしまうのでは・・・という程だった。


　　先生からの説明は

　　「悪性腫瘍」には違いないのだが、長女のタイプはとてもゆっくり

　　ゆっくりとしたタイプならしく、根源となる腫瘍を取り去ってしまった

　　ので、次再発があったとしても　その期間は１０～２０年程あるだろう

　　ということだった。

　　もちろん再発しない可能性もあるが、再発してもそこから治療を始め

　　ていこう。ということだった。


　　念には念を入れ、腫瘍を取った部分に放射線治療をして完全に封じ込め

　　ることも可能ならしい。
　
　　でも、これには大きなリスクが付いて来る。なので先生は反対。


　　なにはともあれ、私と長女は万々歳

　　結果の出る前日、

　　初めて長女より気の弱いメールを受け取った私。

　　怖いに決まってる。

　　母親なのに何も励ます言葉が思い浮かばず、ありきたりの

　　言葉でメールを返した。

　　その後、眠ることが出来ずお仏壇の前に座り拝むことしかできなかった。

　　ワカメにお願いする事しか・・・出来なかった。


　　
　　抗がん剤治療の副作用、放射線治療の副作用

　　長女が入院してしまった時のタラコの事

　　何もかもがマイナスな考えになってしまっていた。



　　そんなひと月を過ごしたけれど、

　　明るい光が差し込んだので　またこれから元気に頑張ろ


　　もちろん、長女は毎月検診を受けていきます。


　　１ヶ月前、ここで打ち明けた時

　　励ましてくれたみんな・・・・・

　　ご心配おかけしました。ありがとう。。。。


　
　　　　今日はワカメとタラコの雛祭り

　　　　　　　　　　　(ぷちケーキでお祝いです。)

　　　　　　　　　　　



　　　　あっ！ 長女も女の子だった