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2006年07月26日
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カテゴリ:長男
ふだんはチビたちに邪魔されるのを敬遠して、自宅に友達を呼ばない長男。

そこで今日は前もって、次男・三男の行き先を確保してから、お友達を呼ぶように言いました。

母としては、校長に会う前に、同じクラスの男の子たちと話をしたいという目的もありました。

長男の友達は、代表委員で誰からも信頼される子や、時々問題児に同調してしまうこともあるらし

い面白い子などがおり、それぞれの話を聞きたいと思ったのです。



誘ってやってきたのは、いつも遊ぶメンバー5人です。

狭いマンション住まいの我が家には、6年男子計6人は多すぎる!

身体はまだそれほどでなくても、中には声変わりの始まってる子もいるし、いるだけでうっとうし

いぞ。(ごめんよ、みんな!)




4人でゲームをしながら、残りの二人は携帯ゲームをしながら、野次ったり、おしゃべりしたり。

そこで、他の子がゲームをしている間、同じクラスの二人に話をしました。

長男が既にいろいろ話をしているので、だいたいのことは互いに知っているのですが、改めてクラ

スの状況を心配して、先生と相談していることなどを順を追って話をし、「長男の言っていること

は、ホントのところ、どうなの?」と聞きました。事実に誇張がある部分(エロ本と言っていたの

は小冊子。青年マンガの性描写を指していたことがわかりました。)はありましたが、大方長

男の言っていることは事実。また、やはり皆やられている経験があることもわかりました。



代表委員の子は的確に事態を見ていて、先生の弱っている様子もよくわかっていました。

また、先生は十分ではないものの、現在でもあきらめることなく、問題児への対応は続けており、

繰り返し言ってもダメだと、クラスの皆としかたなく無視して、次に進むような状態だそうです。

全てが素晴らしい、また効果を上げているとは言えないものの、他の子供たちには先生は正当な

対応をしているようにしか見えないようです。



自分の把握している事実と相違ないことが確認できて、安心しました。

あとは、もしも...今となってはホントに「もしも」でしかありませんが、問題児が本気で自分を

変えようと取り組むのなら(皆に手を出さない、授業を邪魔しない)それを邪魔するような子はう

ちのクラスにはいないと、代表委員の子が約束してくれました。

この気持ちが本人に届かないのが、歯がゆい限りです。


深刻な話ばかりでは、長男も可愛そうなので、冗談も交えつつ、(エロ本も皆興味が出てくるのは

当たり前だよ、でも、あんなもの秘密だから面白いんで、学校や授業中で見るのはね~、なんて)

色々な話をしました。



女の子のいじめも、終業式に首謀者が先生と話し否定したことも、既に知っており、「女は怖い」

と言う話にもなりました。1:1ならともかく、多数:1はほっておけないので、目につく所では

やらないだろうけど、険悪な雰囲気を感じたら、持ち前の冗談で場をなごまして、いじわるされて

いる子をうまく守ってほしいなど、いつも楽しい面白い子にも頼みました。



それに親や先生がどんなに言っても変わらないけど、好きな男の子に「いじめをする女なんて嫌い

だ」と言われるのが、女の子には一番応えるに違いない。もてる代表委員の子に、ぜひ女の子の前

でチャンスがあったら、そう言ってくれと半ば冗談も取り混ぜて、頼みました。

すると「いやいや、僕より誰だれのほうがモテル。」「俺はサッパリ。」「いや、お前はチョコを

もらってた。」と外野も入り混じって、互いを冷やかし始めました。


あとは、にぎやかに、遊び、食べ、飲み、しゃべり、と楽しく過ごしていました。

当初、うっとうしい!と逃げ出したくなっていましたが、話してみると、まだまだ可愛い男の子た

ち。まだまだ、大人とも素直な気持ちで話してくれます。

これからは意識して、長男の友達を家に呼ぶ機会を作ってやり、難しい年頃に入る前に、友達たち

とも信頼関係を築いて、間違いのないように関わっていかねば、と思いました。



思えば、去年一番つらい時期を、長男が何とか乗り越えられてのも、この楽しい友達関係があっ

てこそ。小学6年生、勉強も大事だけど、こういう人間関係が築ける能力が一番大切!

A君やA君のご両親に、なぜそれが判らないのか不思議でなりません。






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最終更新日  2006年07月27日 16時51分34秒
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