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テーマ:小学生ママの日記(28707)
カテゴリ:長男
昨日は、手術付き添いのため、長男の参観・懇談会に間に合いませんでした。
しかし、役員の仕事と、終了後に行われる卒業準備の会合のために、帰宅途中学校に立ち寄りました。残念ながら、会合は終了。 散会後の皆さんに会えたので、結果を伺いました。 そして、担任にも間に合わなかったお詫びとご挨拶をしました。 すると、担任に部屋の隅に小さな声で呼び寄せられました。 「長男君がお休みの間、大変なことになっているんですよ。」 「へっ?何か長男がしていたのでしょうか?」 「いえいえ、A君のこと。」 「???」 担任の話では、男の子たちが楽しく輪になっておしゃべりに興じていると、その輪に入れないA君が、楽しんでいる中の一人を、突然後ろから抱え上げ、お姫さま抱っこしたのだそうです。 予期なく抱えあげられて、驚いて為すすべもなくいたその子に、今度は「腕が痛くなった、おろすぞ。」と言って、間髪おかず、そのまま抱きかかえていた手をひっこめたそうです。 もちろん、抱きかかえられていた子はA君の胸の高さから、足を付く間もなく、腰・頭を打って、教室の床に落ちました。 皆の非難の中、A君は「ちゃんとおろすって言った。受身もとらないヤツが悪い。」と言い放ったと。 落とされた子は、運良く頭にたんこぶと腰に打ち身程度で済んだようですが、それでも大変なことには違いありません。 そして、その被害にあった子は役員の一人のお子さんで、以前私がA君の話をしたときに「実はうちも...」とお話してくれたB君だったのです。 そこまで聞き、離れたところにいたB君のお母さんにも「大変でしたね。B君大丈夫ですか?」と声をかけました。そこからは、担任とB君母の二人から、お話を聞くことになりました。 学校からの連絡と子供の話で、詳細を知ったB君の両親、過去の事もありお父さんがとても怒って、A君のお宅に連絡したそうです。 すると、学校から連絡が言っているはずなのに、自分から詫びに来る事もなく電話で済まそうとするので、「自宅まで詫びにこい!」とお父さんが怒ったそうです。 「今塾に行っているので、10時頃帰ってから行きます。」と言い返したそうです。 その時点で十分???ですが、実際に来た親と話し、ますますあきれ返ったそうです。 何を言っても、「でも」「だって」 そして、お詫びの言葉を口にしながらも「学校で居る場所がないから、こういう事をしてしまう。居場所がないのが悪い。(うちの子は悪くない。)」と繰り返すのだそうです。 B君のお父さんはストレートな方で「そんな事して、居場所がないのは当たり前!」「居場所がないからと言って、何やってもいいのか!」と真っ向から反論したそうですが、全く柳に風。 話し合っても、むなしくなるばかりだったとのこと。 最後には、B君のご両親揃って、逆にA君が可愛そうになったと言います。 そしてB君のお父さんは「おまえ可愛そうだな。こんなんで、これからちゃんと生きていけるのか?」と同情して、A君本人に声をかけたそうです。 A君は相変わらずの態度だったそうですが、被害にあった子の親にまで同情されてしまうという親子関係。これでは、A君も変わりようがありません。 問題のあった当日、担任に叱られて(当然ですね。)A君は「もうこんな学校、来たくない!」と言っていたそうで、翌日から欠席しているとのこと。 もちろん、昨日も欠席だったそうです。 親も、もちろん昨日の懇談会や卒業準備の会合にも欠席でした。 一昨日の低学年の部では、次男を迎えに寄った時、姿を見かけた覚えがあります。 相変わらず事情を知らない人を相手に、長男の学年の親とは「会いたくない。」と、さも他の親の側に問題があるように話しているそうです。 もはや、言葉もありません。 つらくても、A君のことを思えば、全てに立ちあわねばならないときが必ず来るのに、なぜ現実から逃げるのでしょう。 事実に目をそむけて、都合よく真実を捻じ曲げても、A君をかばい守ることには決してなりません。 むしろ、A君を闇に閉じ込めてるようにも思えます。 他人からは自分たちの体面のために守るけど、自分たちは決して正面から向き合わない。 誰にも向き合ってもらえず、もがいて暴れているA君。 残念ながら、我々には、もう為すすべはありません。 きちんと自分の人生を自分で動かせる年齢になるまで、何とか事件を起こさず成長することを祈るだけです。 そして、そのとばっちりを受けて、悲しい思いをする子供がでないように守るだけ。 悲しいです。 卒業の準備は、着々と進んでいますが、A君はこのままでは変わることはないでしょう。 問題は子供自身ではなく、それに関わる大人。 常に、親の問題なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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