|
テーマ:小学生ママの日記(28704)
カテゴリ:長男
おととい卒業式を終えた長男、昨日は卒業旅行ならぬ卒業遊園地に行ってきました。
子供だけ電車利用で都内へ出る、今どきの子にとってたいしたことではないのかも知れませんが、我が家の長男や友達には、経験が無い事です。 いくら4月から中学生といっても、簡単に許していいものやら悩みました。 なにせ、今までせいぜい行っても、自転車で10分の河原のパークゴルフくらいなんですから。 当初、私も反対していましたが、マメな友達が費用や時間・場所などをパソコンでまとめ、プリントアウトして皆に配りました。 それを元に、各自、親と交渉。 子供たちは、各親に「他の親は許可してくれた」と交渉したようです。(よくある手ですが...) 卒業式や謝恩会で、親同士話をしてみたら、皆が皆そういわれてました。 まんまと子供たちに丸め込まれた、と顔を見合わせて互いに苦笑しました。 でも、その程度で各家庭で許可がでたのは、そのメンバーが安心して付き合える子たちだから。 思えば、恵まれた交友関係です。 私も、当初反対していました。 安全のことはもちろん、ジェットコースターばかりの遊園地なんて行っても、怖がりの長男乗れるものはありません。 そこで、「なんで遊園地なの?」と問うと「○ちゃんが遊園地とかあんまり行った事ないから、皆でジェットコースターへ乗せてやりたいんだ。」 ○ちゃんというのは、小さな頃にお母さんをなくし、ずっと父子家庭で育っている子です。 自分自身、10代からですが父子家庭だったので、その寂しさはよくわかります。 本心かどうかはわかりませんが、わが息子ながら、母を籠絡する術をよ~く心得ています。 結局、条件つきで許可しました。 当日は、ピンクの母の携帯を持たせ、定期的な連絡をすることを確約させて、送り出しました。 都内に勤務している親ばかな父親は「何かあったら、パパに電話しろ!すぐ行くからな。」と声かけてました。 さて、自宅から徒歩10分の最寄り駅に到着し皆と合流できたと、最初の電話がありました。 おお、これなら順調と思っていると、2時間後、再び現地についた電話があり、さらに昼過ぎに「お昼を食べたよ~♪」と嬉しそうな電話が。 しかし、肝心なカエル・コールがない。 帰宅予定時間過ぎても、電話がありません。 こちらから電話をかけても出ず、もちろんメールもダメ。 いい加減心配になってきた頃、やっと電話が。 なんと、自宅より徒歩10分の最寄駅についたと。 あのね、現地を出るときに電話しなきゃ、意味無いじゃん! この日ばかりは、せっかくの思い出を台無ししないようにと、怒りをこらえて「次回からは!」と釘をさすにとどめました。 案の定、持って行ったデジカメは、ジェットコースターに乗る友達ばかり。 自分の姿は、一つもありません。 それでも、併設のバッテイングセンターで速い球を打ったとか言いながら、上機嫌。 弟たちにも、お土産を買ってきてくれました。 サッカー好きの弟たちに、ジャイアンツ・グッヅは不評でしたが、それでも母はその気持ちが嬉しいです。 長男は家族で行くのも楽しいけど、友達同士だとまた別の楽しさなのだと言っていました。 こうやって親離れしていくんでしょうね。 小さなお出かけでしたが、本人たちにとっては、記念すべき卒業大旅行になったようです。 この大旅行?に行ったメンバーは、同じ中学に進みます。 このまま良い関係を大切に育んで、共に成長していって欲しいなと心から思います。 色々あったけど、共闘しそれを乗り越えて、楽しみを分かち合える友達ができて、ホントよかった! どんな経験も無駄にはならない、苦労したかいがあったね。 でもでもね、 彼女ができるまでに、何とかジェットコースター乗れるようになっといたほうが良いと母は思うぞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[長男] カテゴリの最新記事
|