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テーマ:聖域を巡る旅~♪(42)
カテゴリ:神社仏閣その他
靖国神社本殿裏手にある日本庭園ではスモーキーな小雨が降り注いでおりました。
まだ青葉でありましたが、紅葉の頃はさぞかし素敵な風情でありましょう 私も家族を追いかけて、遊就館に入りました。 エスカレーターで二階に登り、(映写室には入らず)最初の展示室へ足を踏み入れます この空間が大好きです 美しい布に画かれた国を讃える歌(和歌)に取り囲まれる素敵な空間です (宗良親王のお歌がお気に入りあと誰のだっけな~…山さくらばな…てのもふわっと誇りが湧いてきて好きです) 次の間には、神武天皇から始まり日本を導いた方たちの絵や遺品が並んでおります。 日本武尊~神功皇后~坂上田村麿~源義家~源頼朝~北条時宗~新田義貞~楠木正成~織田信長~豊臣秀吉~徳川家康……… 義家さんのものと伝わる鎧がピカピカ輝いておりました(そういえば先日、瑠璃さんの旦那さんと義家さんの話をしたばかり) さくさく見てゆくと、ほどなく家族に追い付きました。 みな意外なほど熱心に見ておりました。 私はまた日露戦争のあたりで捕まってじっくり拝見f^_^; 私は小学生の時に興味が湧いて太平洋戦争時の沖縄の戦線について詳しく調べたことがあったのですが… その後、担任や他の教師たちから意味不明の扱いを受けるようになり、当時はその理由がさっぱりわかりませんでした。 歴史の授業は「時間がない」という理由で大正時代までしかなされず、「後は自分で読んでおきなさい」と言われましたので、仕方なく自分でいろいろ調べただけなのですが…f^_^; 東京の大学に入り…《千葉は日○組が強いからア○○○側が押し付けた歴史観で教育を行う》…と友人から教わり、成る程~と納得。 アハハ 当時は…校長とすら真っ向から喧嘩し、一歩も引かず貫き通した気の強~い児童会長もやっておりました故…ちょっとやそっとの大人のヒステリックな反応なんて…へのかっぱ 意に介しておりませんでしたので…全然気付きませんでしたわf^_^; あ~あれは担任たちからのいじめだったのか~………知らんかったよ(^^ゞ 我ながら、すばらしい鈍感力 その後も相変わらず戦争について調べておりました(笑) 教育が与える影響なんて…こんなもんです~ (今はわりと昭和のあたりまできちんと授業を行っているようですが…) 久しぶりにお会いした、幕末維新展の吉田松陰像も、キリッとして元気そうでしたし…(前回はしょぼくれていました) あ~よかった 外に出ると、菊花展が行われておりました 美しく開いた菊の花は…千の花弁が開いた蓮の花のようにも見えます 母と祖父との間に残っていた微かな蟠りも、すっきり溶けたようで…母が輝いて見えました 戦後、父親がいない家庭で育ったことで、ちょっといろいろあったようです 祖父の方もそれを申し訳なくも可哀相に思っていたようで…お墓参りに行く度にいろいろ言ってはおりました… が、私は特に伝えず…(^^ゞ (神様や精霊や先祖がこう言っているからこうしなさい…と言って人を動かそうとする人とは距離を置くことにしておりますので、私もしません本当に必要なメッセージなら他人の口を間に挟まなくともきちんと本人が受け取れる形で神様が何度もあらゆる回路で示してくださいます…。) いろんなことが重なって今回家族揃っての参拝が実現しましたが、 もしも私が祖父の言葉を伝えたり、靖国参拝を薦めていたとしたら、母の蟠りは一回では溶けなかったのかもな~と感じました。 《自らの意思で選択して行動する》…今回のパターンが多分ベスト~ 以前から、『母様、靖国に行かなくていいのかな~祖父は子孫が誰も参拝に来ないので、もしかしたら御祭神様の中で肩身の狭い思いをしてるんじゃないかしら』…なあんて気になっていたのですが… 《他人を見ての『こうしたらよい』と感じたものは、神様からの『あなたにも同じ点があるので気になるのですよ、他人を変えようするより、まず自分がそう変わってはどうです』というメッセージ》 だと受け止めることにしておりますので… 『母様に薦めるのはしないで、自分で靖国に参拝しよう』 と考えました。 春に私が一人で参拝したのは子孫代表のつもりでご挨拶に伺いましたので、行ってきた報告はしましたが、 『今度はみんなで行こうね』 なんて一言も言わなかったのに…どうやら《私が参拝した》という事実が凄く刺激になっていたようで、母様は黙って胸の内で「いつか家族みんなで参拝したい」という思いを温めていたようです まさか半年後に家族で参拝が実現するとは思いもよりませんでしたけどf^_^; 《敗戦》によってインプリンティングされた、ジメッとした自虐的な民族的傾向(自国のものより他国のものを崇め信頼する傾向)は、そろそろ手放してよい頃かと感じます。 世界のあらゆる国民族の方たちが、日本古来の精神文化、食事、健康法、技術、武芸、芸術、文字を愛し、ことにその特異な精神文化の秘密を《世界に平和をもたらす》ものではないかと注目し、学びに訪れている流れの中…いまだに外国からの製品やイメージに精神的支柱を求めて止まぬ様々なブームに疑問を感じます。(ほどなく廃れてゆくのでしょうけれどね) 自国への誇りと、他国、他民族への称賛…どちらが欠けても《こと》はならぬように感じます。 日本の魂は、己を敬い、他をも敬う者にこそ、その鍵を開くように思います。 そうそう、靖国神社の境内に入ってから、ちらっと祖父の気持ちを母には伝えました さて、長年のこだわりが一つ溶けたところで…お昼ご飯~ この日は浅草寺で十年に一度の大わらじ奉納式が行われており、行きたかったのですが… (-.-;) 父様が嫌がって行けずじまい… ま~ね、私はこの前も行ったしな…(でも家族にも御開帳中の観音様に逢わせてあげたかったのにな~)…今回は我慢 幕張のSAでご飯を食べておりますとN氏からメールが届きました 「今大わらじの奉納式が終わりました…」 うわっN氏が行ってるの~ にゃるほどだから今日は行かなくてもいいような気になったのか (本気で行く気なら途中で別行動してでも行くもんな…自分) そうか~十年に一度のわらじの儀式の方への臨席優先だったから、金龍さんの時には仕事が入っちゃったのね う~ん確かに血筋といい魂といい、わらじにはN氏が相応しい (私は金龍担当ですかね) 結果を見れば、これまでの流れに凄く納得。 そして高速使ってするすると自宅に戻りました。 おうちでは、靖国神社で授かったお神酒を早速みんなでいただきました( ^^)Y☆Y(^^ ) 先日浅草寺の観音様と交換こしてきた黄色い菊の花を酒に浮かべて…グイッと これで長生きまちがいなしo(^-^)o うまうま… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.15 12:13:12
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