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2008.11.07
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カテゴリ:瞑想・内観
これは私見ですし極めて個人的な体験ですので、受け入れられない方はきっぱりと忘れて下さいねピンクハート

王冠 王冠 王冠 王冠 王冠 王冠 王冠

十年近く前のある日、半覚半睡の状態の中で自分の本来のありようを体験した時の模様です。

王冠 王冠 王冠 王冠 王冠 王冠 王冠

『私は誰だろう?
『私はどうしてここに居るのだろうか?

などと自問していたある日のこと…
フワッとした真空の中に入るような感覚の後で、次のような光景が浮かんでまいりました。

濃密な気配の、宇宙空間にも似た深い紺紫色の世界の真ん中にある、階段を昇ってゆきます。

どこまでも真っ直ぐに、ゆるやかに上る階段を、歩くでもなく飛ぶでもなくさらさらと移動します。

すすすすす…という感じ。

周囲には無数の稲妻が音も無く煌めき、生まれては消えておりました。

無数の稲妻は現世でいう《神》のことだとどこかで識っておりました。

この時にはきちんと階段を使っておりますが、自分の無意識の領域では…直結している別の回路を使って簡単に行き来しているのだ…と感じました。

この時は何故か…正式の…めんどくさい回路を使って《戻り》ます。

な~んで今回に限ってこのルートなんじゃろか???

などと思いつつ、しばらく昇っておりますと、前方に踊場があり、そこで階段は直角に折れて急勾配になっているのが見えました。

そしてそこには、涅槃像のごとく横たわり、こちらを眺めている一人の存在が…目がハート

服装はシンプルですが、王冠のようなものを付けております。

あ…普賢さんだいなずま

と思い浮かびましたので、普賢菩薩さんなのでしょうスマイル

なんだか待ちくたびれて横になっていたような風情ですf^_^;

案の定…

『遅いいなずま

と開口一番云われてしまいました大笑い

云われたと言っても…言葉で語ったのではなく、テレパシーのようなものです。
一切のバイブレーションの無い世界ですので《音》は存在しません。

普賢さんは大きな大きな存在でしたが、自分の身体はそれ以上に大きいことに気付きました。

なんで普賢さんより大きいのだろう?…自分。

雰囲気からすると普賢さんは私の上司ではなく…あえて言うなら《お付き》のようでした。

う~ん『遅い』って云われてもなぁ~失敗
こっちには《時間》というものは存在せず、全てが同時に起こっているのだから…その表現は微妙~な気もしますわよ~普賢さんスマイル
(確かに以前『そろそろ戻らぬか?』と数回お誘いがあった際…「やだ!もうちょっと知らないフリして遊んでたいよ~音符」と拒否ったことがありましたから…そのことかしら?大笑い

なにはともあれ、そこから普賢さんと一緒に直角に折れて、急勾配の方の階段に向かいます。

すぐにしゅわしゅわ~っというイメージの柔かい光の中に入り上昇しました。

(実際にしゅわしゅわした訳ではなく、ただそんなイメージということです。感触も音もありませんので)

濃密な紺紫色の…色だけはあった部分を離れ、
眩しくもなく、暗くもない、静かで柔らかい空間に即座に到着いたしました。

すごく楽~ピンクハート

馴染む~目がハート

ここでは抵抗感が全くなく、自然でいられます。

色もなにもないのですが…《在る》…ことがわかります。

どこからどこまでが何…という境界はなく、
でも存在の焦点(エッセンスのコア)のようなものはありました。

その世界はクリスタルのようでもあり、象牙のようでもあり、ミルキィーのようでもあり、際限もなく、そして無感触ピンクハート

無色の世界を進み、無色の池にかかった無色の橋を渡り始めますと…

『手を振ってあげて下さい』

と普賢さんに促されました。

横に目を向けると…無色の池の中には無数の存在たちがキラキラ輝いているように見えました。

雲のようでもあり、無数の顔のようでもあり、明滅する燭の集合体のようでもあり…

大歓迎して下さっている様子に気付き、手を振ると…無数の小さな無色の光たちが、ワーっとさらに喜びました。

先に進みます。

無色の神殿に入り、無色の広間に進みます。

大きな大きな自分の後ろに、等身大の小さな自分がひっついておりましたf^_^;

「えへっ…着いてきちゃった(*^.^*)」

という感じで恥ずかしいそうに照れ臭そうにしていますぽっ

あ~なるほど。今回はちっこい(人格レベルの)自分を連れて来たのでめんどくさい回路使ったのねピンクハート
と納得音符

肉体の自分の大きさからすると、本当の自分は身長30mといった感じです。
色もなく形もない世界ではありますが、そう《観え》ました。

周囲には姿なき多くの存在が集い整列しているように観じられました。

そしてこの無色無音の世界が本当の自分の世界なのだと理屈抜きにわかりました。

王冠 王冠 王冠 王冠 王冠 王冠 王冠

今回はここまでスマイル

この《無色無音》の世界であったことは、また時期が来て書きたいと思った時に書きますねぽっ

そして私は…
この《無色無音無感触》の、己の故郷のトーンを識るが故に、そうではないものを『幻想』としてスルーするようになりました。

色つきの『幻想』の中で音に満ちた『幻想』と遊びながらも、それが感触をもたらす『幻想』であることを常に忘れずにいるよう、心がけております。

すばらしい内容、美しい言葉、清らかなトーン…これらの化粧をほどこした、一見真実に見えるものにも惑わされなくなったのは、
《本当の自分のトーン》を識っているおかげでありす。

まだまだ迷い停滞することはありますが、誰が何を言おうとも、私は本来の自分を見失うことはないでしょう目がハート

迷う度、戸惑う度に、私はこの時のことを思い出し、今を見つめ続けてゆこうと思います。

王冠 王冠 王冠

まったくの個人的な内的体験を、最後まで読んで下さってありがとうございました。

本来のあなたのすばらしさ、美しさ、偉大さを、当たり前のこととして体験できるあなたに有効な回路が…素敵な形で開かれますようにm(__)m







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Last updated  2008.11.07 18:46:52
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