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カテゴリ:南房総聖域散歩♪
山頂にある奥の院では、 《この空間に存在している》 もうそれだけで胸がいっぱいになって、ほよほよ~♪ なんもしないでぽけら~(*^^*) 朽ちかけた楼門も、 剥がれた瓦も、倒れかけた水鉢も、 堂の跡を示す礎も、 ひなびた不動堂も、 なにもかもが懐かしく、良いものと思われ… はあ~この空間がいとおしい~(*^^*) 何かで読んだ… 《精神的に成熟した文明は物質的な目には退廃の極致にあるように映る。しかしそこにはえもいわれぬ心の安らぎが存在する》 というくだりを思い出し、それがしっくりと感じられました♪ うふふ(*^^*) ぼ~っとして、持参したカフェオレ飲んで…はあ~っ)^o^( でもまだ奥の院のお不動さまに参拝していないわ(^-^; 裏手にある祠にもご挨拶し、お不動さまには真言をあげさせていただきました 扉の前に誰かがお供えした、棒つきのイチゴのチョコレートが目にとまりました あは!ちっちゃい子がお供えしたのかな? どんなお願いしたのだろう この子の願いが叶いますように。 お不動さんに縁ある全ての人たちが心の安らぎを受けとることができますように。 そして、都の東の最果ての海を望むヤマアテの山の山頂に、その昔、良弁さまが日本の護りとなるようにお祀りしたお不動さんが、いやますますの輝きを放ちますように(*^^*) よっしゃo(^o^)o 奥の院に登ってくる前に、下の参道ですれ違ったおじ様2人づれが、 『こんなの気休めだよな~…でも一応な~^^;』 なあんて自嘲ぎみに話しているのを耳にしたのを思い出しました。 ウフフ 気休め~…気が休まる それでいいんじゃ~ん!!! 『お不動さまにお願いしといたから大丈夫』 って思えるだけでもう莫大なご利益だよね~ 《安心》を貰ってるんだから どこぞの行者さんいわく…神様仏さまマリアさまやら天使さま…などの見えない世界にどっぷりの人よりも、 見えない世界はあんまりアテにせず、普段自力でしっかり現実を生きている人の方が、祈りに対する験が出やすいそうな(^-^; わかるなあ~ 《〇〇できるように頑張りますので、見守ってて下さいませ》 てのが祈りだからなあ~(^^) 自分が動かなきゃ神様仏さまも力を添えてはくれないし。 天は自ら助ける者を助けるのだわいなぁ 見えようと…見えまいと…。 信じようと…信じまいと…。 o(^-^o)(o^-^)o さあ、帰るぞよ~ 境内に手を振って、奥の院をあとにします。 『ゆっくり帰るんですよ~』 という思いがふっとわいて…あはは^^; お気遣い、有難うござんすm(__)m 階段降りるの苦手だし、おっちょこちょいだからね~佐依たんは(笑) 苔むした石段を降りかけると、下方から人の声が聞こえてきました♪ おやあ~ ここまで来るようなディープな変態は私1人かしらと思っておりましたが…嬉しいことに、いらっしゃるようですね~♪ うわっ 赤ちゃんおんぶした若いご夫婦です (⌒‐⌒) こんにちわあ~ そして、さらに… いい感じの老夫婦(山歩き慣れてそう~)に、母娘らしき2人づれ、もう一組小さなお子さんを連れたファミリーに、1人でいらした男性などなど… 降りてゆくうちに次々と登っていらっしゃいました(^o^)v うわあ~奥の院大人気 ここに集まる方たちって凄いわ^^; 毎年みなさん上までご挨拶にいかれるのかしら? るんるんるん♪ ^_^)/▼☆▼\(^_^) そして、高皇産靈神社脇に降りてゆきました。 注)神社へ降りる道を行かれる場合、木を拾うかして杖の用意をおすすめします。 しゃれにならないような崖の道を通りますし、どこもかしこも滑りますので。 m(__)m 高皇産靈さんち…ひやぁ~立派です 写真は高皇産靈神社です。後ろに聳えるのが高塚山。 山頂が奥の院です。 山頂の奥の院って、この神社の奥宮も兼ねているような気配。 片付けをしていた役員の方たちにお話を聞くと、山頂には《海を守る神様》が祀られており、漁師はみ~んな昔から参拝にあがる…とのこと。 どうりで、でっかい鳥居が奥の院にある訳だわ 高皇産靈さんは…もう一柱の《皇祖神》…ニニギ尊の母方の祖父…です。 実は天照さんではなく、高皇産靈さんを《皇祖神》として宮中では祀ってきたのではないかという説もあります。 どうやら古代において神意を問うためにおろしていたのは高皇産靈神であったようです。 十種神宝にも強く関わる神のようですし… 高木の神様(高皇産靈)、かな~り気になる神様です(*^^*) 安房に高皇産靈さんが結構いらっしゃるのは、 高皇産靈さんの子で天孫降臨に従った『天太玉命』(神事の神にして安房神社主神、忌部の祖神)、 同じく高皇産靈さんの子にして阿波忌部の祖神『天日鷲翔矢命』 らの神々の子孫である忌部氏(そして阿曇氏も)が開拓した土地だからですよ~ん(^-^)/ 阿波国から船に乗ってやってきた人々が、開拓した土地に自分たちのご先祖さまをお祀りしたんですね。 役員さんたちの愉快な会話に笑いそうになりながらも、わたくしは祝詞を奏上させていただきました 会話しながらでしたので、時々祝詞が中断してしまいましたが… 私の感覚で申しますと、 氏子の皆様はその神様の分け御魂 集まる人々もそこの神様が人の形をとって現れたものですので… 排除なんていたしませぬ)^o^( 合いの手と思って、やりとりを楽しみながらも奏上させてもらいました。 あ~楽しかった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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