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由緒は案内板をどうぞ~ こちらの神社さんは安房神社の元宮にあたる神社です (実は安房神社元宮はもうひとつあります) 神武天皇の命により、神に仕える一族を率いて船団を組み、黒潮に乗って紀伊半島から房総のこの地に至った天太玉命の孫天富命が上陸した地点がこの布良崎神社一帯です。 ※船団は二つに分かれて上陸し、もう一ヶ所の上陸地点が現在の洲崎神社にあたります。 上陸した天富命は、布良崎神社近くの海岸にこんもりと二つ並び立つ山の、男神山に天太玉命を祀り、女神山に天比理乃ロ羊命を祀り、二柱の祖神に感謝とこの地の守護を願いました。 ここを出発点としてさらに奥に進み、上ノ谷に天太玉命の仮宮、下ノ谷に天忍日命の仮宮を建て、上ノ宮・下ノ宮と称し………これが後に安房神社の上ノ宮・下ノ宮となったそうです とすると二つの山が御神体の奥宮であり、安房神社はその拝殿と捉えるのが自然かと思うのですが…(^^ゞ 慶長2年(1597年)の書物には… 「吾谷山(安房神社の山、現あづちやま)宮ノ谷の安房坐大神宮(安房神社の古名)は本殿、布良崎神社は、前殿なり」 とあるそうな ま、とにかく安房神社と布良崎神社は古くは二社一体のお社であったようです 洲崎神社と洲宮神社の関係もまた同じ。 かつては、神様を祀る聖地と参拝する地、また神事を行う地が別であった神社が多く、よって奥宮・元宮などがいくつも存在している古社があるようです。 わたくしは奥宮・元宮大好き女ではごさいますが、 拝殿から参拝するのも好きですので、結局全部回ることになりまする^^; しかしねぇ~やっぱり元宮は濃密です(^o^)v 布良崎神社に入りますと、左手に大きな磐座が目にとびこんできます。 磐に松が生えております。 この磐座には先史時代の祭祀跡である盃状に穿った穴があるのだとか。 本殿には地元の漁師さんたちが奉納したらしい真新しいぶっとい綱がずらりと掛けられておりまして、不思議な迫力を醸しておりました。 いやぁ~パワフルな空間でありました。 さすが『東國鎮護』と銘打つだけはありまする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.28 21:30:52
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