吉野山から高野山へ~07'光り輝く木の国の旅~その8
去年夏にまわった紀伊半島一周の旅のつづき 写真左上…夜の蔵王堂前。右側から瑠璃色のもやもやが…これは秘仏の金剛蔵王権現さんの色です。右側は千手観音さんのポジション。この時は千手観音さんの気配が非常に濃い吉野山でありました。 お誘いいただいたこともあって、翌朝下山前にもう一度善福寺さんに寄らせていただきました。その時間は用事があり居ない…とおっしゃっていた院主さんがなんといらっしゃるじゃありませんか車が急に壊れて動けなくなったとか…はひゃ~尼さまが入れて下さった美味しい珈琲をいただきながらまたもやいろいろお話を伺いました。それにしても善福寺でいただくものはなんであれびっくりするくらい美味しい西瓜もほっぺが落ちそうな甘さでしたし、この珈琲はまさに寛ぎを生み出す魔法の一杯という感じの甘露でありました水がよいからなのかなぁ~高野山で結縁灌頂を受けさせていただいた話をした際、院主さんは両薬指の光の輪を見ていたような気がしたのですが…気のせいかしらf^_^;話の途中、阿字がハートの中に飛び込んで来た時もそれを追っていたような…。他にもいろいろと…《さすがに高野山真言宗のお坊さま~》…と感じれところがあり、すっかり感服…ふと天海さんの話が出てきました。善福寺を作ったのは徳川幕府草創期を霊的に支えた天海さんなのだそうで、日光には善福寺から持っていったものがたくさんあるのだとか…………。(☆_☆)うひゃ~きたぞ天海だからこんなに善福寺にひっぱられちょるのかい(注:この年は六月に日光に行っていろいろしてきたばかりのこと…詳しくは《'07,あらたうと青葉若葉の日光めぐり》参照)さて、時間も押していることですし、善福寺を辞してN&J氏と合流すべく高野山へと向かいますo(^-^)o 先行する彼らを追い掛ける形で奥の院に突撃持参した写経を奉納し、私は一気に壇上伽藍に向かい、大塔にて瞑想しつつ到着を待ちました彼らはあちこちまわってくるようです塔内では外国の方も瞑想しておられましたこの空間大好きなので、のんびり楽しむ時間が持てて嬉しいこと。光明真言を80回くらいあげたところで大塔にN氏登場外で待つJ氏にも紹介していただき、さてさてここからいよいよ三人によるぐるり紀伊半島巡りの本編スタートです J氏とはこのとき初対面。うおおお~思ったとおり、いやそれ以上のすばらしい方でしたN氏から事前に『今までこの人の怒ったところを見たことがない』と聞いておりましたし、私も、《堂本光一のようなトーンの人だな~》とお会いする前から感じておりましたが…実際ご本人にお会いし、折目正しくきちんと挨拶され…うひょ~清らかであたたかく誠実で、でもしっかりと自分を持っていて、そして柔軟性に富んでいる感じだぞぉ~これは、真ん中がしっかりとしているのでいろいろなものを柔らかく受け止め、されど己を変えることなくしなやかに生きていける人ですなそして自分のスタイルを人に押し付けることもせず、批判も評価も下すことなく、ありのままを受け取りそれを心から楽める人だぞ、きっと~(゚▽゚)お会いしてそう感じました(その後、この認識に変更は生じておりませぬ)うわあ~思っていたよりもよい方と一緒にまわることができてしあわせじゃ~るんるんるん( ^^)Y☆Y(^^ )これはもう旅の成功は約束されたようなもの早速お二人へのお土産《大神神社の神水=狭井神社のお水》を渡し、いざ出発~ 写真左下…こちらも大好きな高野山西塔。右下…高野山大塔。ここ、大塔宮が天川の後に高野山に入り、追手を逃れて梁に隠れた場所でもあります。右上…バン字池そばの《清瀧権現社》白龍さんを祀っています。 三人で《宝亀院》さんに寄り、御衣のお水を頂いたり、お庭に並んだ《木の化石》を一つずつ触ったりしました金や銀が入っている化石もあります。宝亀院さんにも写経を納めさせていただきました。 この時の高野山は一大レジャーランドのようなラフな雰囲気でありました。結縁灌頂の際の森厳で神々しいまでに美しいあの高野山の崇高なトーンは一体いずこへ…φ(.. )しかも…めちゃくちゃ暑いよ~(ι´О`ゞ)お坊さまたちもだれてるようでありましたf^_^;(結縁灌頂の時には姿も心ばえもそれはそれは美しいお坊さまがぞろぞろ現れ、感動しまくったものじゃったが)今度は、またなにか儀式の行われる期間に来るといたしましょう そして高野山を下り、三人は和歌山市に向かいました