mahi-mahiのめんらー斬り

今日は番外編。

ひさしぶりに神保町にやってきた。

今は銀座に移転したが、以前勤めていた会社が神保町

にオフィスがあった。

私にとって馴染みの深い町なのだ。

半蔵門線「神保町」駅A4出口を出て白山通りを

水道橋方向に左手を歩いて約5分。

とんかつ屋「いもや」だ。



駅から店の途中に天丼の「いもや」の看板もあるので

注意だ。神保町の町には「いもや」はとんかつ、天丼、

そして天婦羅の専門店がある。

昼時になれば店の外まで客が並ぶほどの超人気店だが、

今日は店内に１０人程しか並んでいなかった。

１０人というとかなり待たなければならない印象を

うけるが、んなこたーない（タモリ風）

客の回転率の早さはファーストフード店にも劣らない

早さなので５分程で着席できる。

白木の逆Ｌ字カウンターに白い割烹着を来た男性店員が

４名とおばさんが１名。他の「いもや」ではだいたい

店員は２人だがここのとんかつ屋だけは人数が多い。

その中の一人は新入りの若い男性がいたのだが、

南海キャンディーズの山ちゃんの様な赤いメガネが印象的だ。

白割烹着に赤メガネって．．．．。

その山ちゃんはまだ慣れないらしく、先輩店員には

かなりいぢめられていた。がんばれ、山ちゃん。

カウンターに座るとすぐさま山ちゃんがごはんとお茶を

出してくれる。

お茶を一口飲むとこれまたすぐにとんかつの到着。

この辺のテンポの良さがランチ激戦区の神保町で勝ち残る

秘訣なんだろうな。

現に店に入って長椅子に１０人くらい客が待っているのに、

入るや否や、店員にメニューを聞かれるのだ。

まぁメニューと言ってもここのおしながきは

「とんかつ定食」と13時以降の「ヒレかつ定食」

それに「おしんこ」のみなのだ。

このシンプルさが今時の人にはかなりインパクトあるのだろう。

「いもや」の楽しみの一つにカウンター越しに調理姿を

見られるというおもしろさがある。

たまごを付けてパン粉をまぶして、高温の油へザーッと

揚げたてのカツをすぐさままな板の上で

サクッ、サクッと手早く切る。

あのサクサクした音を聞いているだけでも飯が食える。

揚げたてのとんかつがどーん！てな感じでボリュームたっぷり。

そこにこれでもかと言うようにキャベツがどっさり。

あとはしじみ汁。

ロースとんかつは脂も適度にのっていて非常にうまい。

やっぱ揚げたてってのはいいね。

しじみ汁も私は身まで全部食べてしまう。

しかし私なりのマイナス点も多少ある。

それは店員だ。まぁ、許せる範囲なのだが、

店に初めて来た様な人がちょっと戸惑っていたりすると、

口調は丁寧なのだが、あきらかに高圧的なのだ。

うーん、わかりにくいかな、例えば、カウンターに座って

カウンターのちょっと高いとこに店員がお茶を出したとする。

常連ならすぐにそれを自分の手元にお茶を置くのだが、

初めての人はそのカウンターの高いトコにお茶を置きっぱなし

にする人もいるだろう。全然それは普通のことなのだろうが、

店からすると非常に邪魔になるらしい。

「お茶をお取りください、お茶をお取りください！お茶をっ！！」

ってな具合にあくまでも口調は丁寧語で指示される。

わからない人は試しにお茶が来ても知らんぷりしてみるといい。

細かいトコだが周りの客が戸惑う姿がすごく私は気にかかる。

まぁ、そんな事をのぞけばかなりいい感じなので

ガッツリ食べたい君にはオススメの店です。

ごちそうさま


ロースかつ定食

※さいきん楽天ブログも絵文字が使えるのでためしに
★を絵文字にしてみた。

おまけ
路地裏を歩いていたら、私が神保町時代に兄貴分のkenzaburoさんが
制作したチラシが町に貼ってありました。おぉー懐かしいー！

kenさーん、まだあったよー。