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テーマ:★ラーメン(14872)
カテゴリ:胡麻系
昔、駒込の駅付近の店で「担々麺」のうまい店があって、 よくカミサンと食いに行っていた。 結構2人してハマっていたのだが、ある日カミサン が一人で行った時にとても失礼な対応をされたらしく それ以来二度とあの店には行くのはやめようと決めたのだ。 でも、「担々麺」の味はとても良く、今でもあの味が 恋しくなる。でもあのオヤジの顔は見たくない...。 そんな日からもうかれこれ1年が経とうとしていた。 田園都市線「桜新町」駅から246号方向に 6分程歩くと、道沿いの右手に「紅蜥蜴」はある。 外観は結構怪しく、名前にもあるトカゲの目印が 印象的だ。 中へ入ると薄暗く縦長の奥に厨房がチラっと見える。 すぐに男性店員に二階へ案内されるが、この階段も 結構狭いし、ちょっと体重のある客だったら壊れそうだ。 幸い私の体重ではなんとか持ちこたえたようだ。 階段を上がるとすぐに毛沢東のデカイ絵が目につく。 以外と日差しも入り1階に比べ少し明るい雰囲気。 女性(中国人のおばさん)店員もキビキビしている。 ここで頼んだのは「担々麺」。 担々麺を注文する時は常に 「今度こそ...」っていうチャレンジャーな精神が過る。 しばらくして、器の到着。 むむっ!?このウチワは! じゃなくて器はっ!? ややっ!?このスープの色は....どこかで見たような.....。 そう、私が以前贔屓にしていた「担々麺」と瓜が3つくらい 並ぶ程の容姿なのだ。 白胡麻スープにとうがらし、パクチーにひき肉、その他香菜etc....。 見た目にはまさに今や絶対に食べに行くことの無いあの駒込の 「担々麺」にそっくりだった。 おおおおお!久しぶりにこの感じの担々麺に巡り会えた! あと問題は味だな。ズズズズッ。とスープから。 これだっ! スープを一口含めばそれはそれは複雑な味のオンパレード。 パクチーやら松の実やらでたまーにプツンっという食感の後に フワァーっとした香りがジワーッと口に漂う(擬音ばかりでごめん)。 ゴクンと飲めば、ホヨヨーンなのだ(わかってるよ、ごめん!)。 麺はやや細く、かと言って濃厚スープに負けないほどの コシがちゃんとある。 いやぁ、これは食べてみるしかないでしょう。 旨いってことですから。 旨いを語ると野暮になりますから。ホントですよっ! そんな感動の中、とうがらしにすっかりヤラれた私は、 顔面汗ダクの中、店員にこの担々麺について語ると 店名は違うがオーナーは同じ系列店だったのだ。 またひとつ、足しげく通うであろう店が増えたのであった。 ごちそうさまっ! 担々麺 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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