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カテゴリ:暮らし
「聖路加病院・日野原院長の講義&神崎愛コンサート」というイベントに行ってきました。
中央区人口10万人突破記念イベントだそうです。 神崎さんは中央区在住、日野原先生は中央区名誉区民(聖路加は築地にありますからね)だそうです。 会場に一歩足を踏み入れると、来場者の年齢層の高さにちょっとびっくり。 70代くらいの人が一番多かったかな。 神崎愛さんは、フルート奏者、歌手、女優と多面的に活躍していらっしゃる方。 透き通るような声と肌にうっとりしてしまいました。 フルートは、かなりの肺活量を要する楽器で、何曲も演奏し続けることはクロールで泳ぎ続けるハードさに匹敵するとか。 そんなハードさを感じさせずに優雅にフルートを奏でる神崎さんに感動しました。 そして日野原院長の講義。 日野原さんは、今年でなんと95歳!!! とてもその年齢には見えない若々しさ。 毎日超ハードなスケジュールをこなしていらっしゃいます。 数日前に、訪問先のアフリカの病院から帰国されたばかり。 帰ったら山のような書類が待っていて、この講義の前日は寝たのが朝5時、起きたのが6時。 1時間しか寝ていないそうです。 88歳で「葉っぱのフレディ」というミュージカルの指揮をとり、自らも出演。 90歳を過ぎてから書いた著書「生きかた上手」がミリオンセラーに。 その印税を使って、75歳の人をモデルに10年後どうなるかという遺伝子の研究をしているので、 それが終わるまでは死ねないそうです。 約1時間の講義はずっと立ちっぱなし。 ステージの上を歩き回りながら、ジョークを交えての楽しいお話し。 1時間があっという間に過ぎ、もっともっとお話しを聞きたい気持ちでした。 最後にはご自身が指揮をとり、会場も一つになって大合唱。 その合唱を聴きながら、なんだか私は涙が出てしまいました。 最後にミス中央区から花束を渡されると、その子と一緒に肩を組んで、花束を高く振り上げていました。 そんな茶目っ気もあり。 常に前向きで、いくつになっても新しい事にチャレンジし、人に対する思いやりを忘れない。 私自身前向きな方だと思っていましたが、日野原先生には参りました。 先生曰く、 「心とは、時間です。どういう時間を過ごしたかによって決まる。 そしてどんな人なのかを判断するには、その人がどんな本を読んでいるかと、どんな友達がいるかでわかる。 学生時代の友達だけがいい友達ではない。65歳になってもいい友達には出会える。 いい友達を作るには、自分を磨かなければならない。」 先生にパワーをたくさんもらいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 27, 2006 12:15:25 PM
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