東京オペラシティで行われた、
J.S.バッハの弦楽トリオリサイタルに行ってきました。
新宿は初台にある東京オペラシティは、今回初めて行きました。
大きなビルになっていて、レストランやショッピングの店舗も入っています。
今回は、オペラシティの中の「コンサートホール」で行われました。
サントリーホールやオーチャードホールもそうですが、
音響がすばらしい!!
こういうホールには、パイプオルガンがありますが、
例に漏れず、ありましたよ、立派なパイプオルガン。
私はパイプオルガンが大好きなので、是非一度ココで聞いてみたい!
中学からずっと、キリスト教系の学校だったせいか、
パイプオルガンや、今日のようなバロック音楽はすごく好き♪
音楽に包まれる感じがして、とても落ち着くの。
今日はバッハの「ゴールドベルグ変奏曲」を、1~30変奏までノンストップで、
3人の弦楽トリオ(ラクリン〔ヴァイオリン〕、リザノフ〔ヴィオラ〕、マイスキー〔チェロ〕)
が弾ききるというもの。
たった3人なのに、
大きな会場に3つの弦楽器の音色が響き渡っていました。
しかもノンストップ。
1時間半くらい弾きっぱなしです。
でも何しろバッハですから、派手さはありません。
耳に心地よい、心が落ち着く音楽。
TVやラジオでもBGMに使われるのが多いのもわかります。
バロック音楽は、単調ですが落ち着くので好きです。
そうだ、今度子供が興奮したり、イライラしてるときなんかに
バッハをかけてみようかしら。
「…それを言うならママがイライラしてる時にすれば」
っていう子供達の声が聞こえてきそうですが(^^ゞ
中学の頃、毎日礼拝があり、パイプオルガンを聴きながら
お祈りをした、あの静寂な時間を思い出します。
あの荘厳な雰囲気が、バロック音楽を聴くとよみがえってきます。
この変奏曲、
伯爵の不眠症を癒すために、お抱えの奏者に演奏させたものとあって、
心地よ~い眠気を誘います。
(私は寝ませんでしたよ^^;
でもゆったりと心地よい気分にはなりましたが)
演奏しきると、スタンディングオベーションもある大拍手!!!
会場の拍手が鳴り止まず、3人が3回ほど出てきましたが、
アンコールはなし。残念(><)
確かにあれだけの勢いで弾ききったら、
もうパワー無しかも知れません。
私は、アンコールで、私の大好きな「G線上のアリア」を
演奏してくれないかな~と密かに期待していたのですが。
私がまだ独身だったはるか昔、
当時好きだった人とクラシックのコンサートに行って、
アンコールで「G線上のアリア」をやったときには、
感動のあまり涙が出てきました。
それはきっと好きな人の横で聴いたからっていうのもあったんでしょうね~。
ああ懐かしい・・・。
あの頃の純粋な気持ちはどこへ(-.-)
そんな昔のこともちょっぴり思い出した、
素敵なコンサートでした☆