上海2日目。
いつもは、割とこぎれいな、
中国にしては高級なお店(と言っても日本に比べたら安いです)
に行くことが多いのですが、
今回は敢えて、地元の人たちが普通に入るような、
家庭料理のお店に行ってみました。
フランス租界の近くで、繁華街から少し入った住宅街にありました。
テーブルセッティングも家庭料理らしくカジュアル。
布のテーブルクロスの上に、ビニールのクロスを敷いて、
食事が終わると、そのビニールごと捨てるんです。
これは普通にスーパーとかで売っていて、
家庭でも使われているみたい。
子供のいる人なんかには便利ですね~。
私も思わず1つ購入^^;
写っている赤い缶は、氷砂糖入りの甘いお茶。
子供用に頼んだのですが、子供は砂糖なしの方がよかったみたい。
いつも家では水とお茶ばかり飲ませてるから^^;
大人用に頼んだ温かいお茶。
ガラスのコップに茶葉を直接入れて、そこにお湯をダーっと入れただけ。
中国の人は、こうやってお茶を飲むことが多いですね。
茶葉が沈んだら飲みます。
なくなったらまたコップにお湯を注ぎます。
まずは川海老の揚げ物。
私たちは普通にこのまま殻ごといただきましたが、
上海の人は、殻をむいて、黒酢をかけていただくそうです。
そうすると上海蟹の味になるとか。
この海老、うちの子供たちはたいそうお気に召した様子でした。
こちらは鴨肉の甘辛煮。
色が濃くて、味が濃そうですが、
色は濃いけどあまりしょっぱくない中国の醤油(老抽)を
使っているので、見た目ほど濃くありません。
セロリと豆腐干とベーコンの塩炒め。
たぶんこういう細い種類のセロリなんだと思います。
またまた出ました、豆腐干。
セロリのシャキシャキ感がなんともいい感じ♪
やさしいお味で、家庭料理っぽく、ほっとしちゃいました。
そして私の大好物、豚の角煮。
角煮は、上海料理を代表する料理の一つ。
醤油と砂糖と紹興酒で甘く煮たものです。
このお店の角煮には、
青唐辛子を入れてちょっとピリッとさせています。
唐辛子、と言ってもシシトウくらいの辛味なので、
そんなに辛くはありません。
子供たちもバクバク食べていたくらいですから。
角煮好きの私は、上海のいろんな所で角煮をいただきましたが、
ここのが一番おいしかったかも(^^)
高級なお店もいいけど、上海の食堂の庶民の味は、
ほっとしていただけるお母さんの味で、和みました☆