先日、息子におつかいを頼みました。
「豚ばら肉薄切り200g買ってきて」という私の伝言を、
しっかり紙に書いて、妹と2人、出かけたのでした。
しばらくすると、息子の携帯から電話が。
「ママ、豚ばら肉薄切りは見つけたんだけど、
もち豚って書いてある。
これじゃないよね??」
あははは~^^笑える!!
大人はもち豚っていう名前を聞いても、「もちっとした豚肉なんだろうな~」
などどと勝手に解釈して、何の疑問も持ちませんが、
そうか、子供にとっては、もち豚??何??って感じだったのでしょう。
「もち豚でいいのよ、買ってきて」 「わかった」 とのやり取りがあった後、
しばらくして、また電話が。
「ママ、200gって言ったけど、230g入ってるんだけど」
・・・・・・まあ確かに、200gとは言ったけど、
まだまだ臨機応変には考えられないのですね。。。。
最近は全てパック詰めされたお肉ですからね^^;
「大丈夫、230gで。 それ、買って早く帰ってきて~!」
こちらは急いでるから、お使いに行ってもらったのに、
かれこれ随分時間が経っています。
もしかして自分で行った方が早かったかも~><
と思いつつ、もち豚とか黒豚とかって一体どういう定義???
と、子供の素朴な疑問を調べてみました♪
もち豚とは??
「品種や肥育法ではなく、
肉質がもっちりとしてきめの細かい、良質の豚肉を指す名称」
だそうです・・・・・・。
しかし、これを証明する基準などはあるのでしょうか。
最近、お肉偽装のニュースが多いから、気になるところですよね。
その他にも、いろんな豚肉の名称があります。
SPF豚や、黒豚・・・・・・・。
ついでに調べてみることにしました。
SPF豚とは??
Specific Pathogen Freeの略。
帝王切開で取り出した無菌状態の子豚を
徹底した衛生管理のもとで育て、
その豚を親豚として自然分娩で繁殖、飼育した豚。
これらの豚は病気にかかりにくく、
抗生物質などの使用が最小限で済むという利点がある。
なるほど!!初めて知りました。
これが本当なら、ちょっと高いけどSPF豚を買う価値はありそうです。
やっぱり抗生物質漬けの豚さんは、あまりいただきたくないですからね^^;
そして黒豚とは??
鹿児島をはじめ各地で飼育されている銘柄豚。
一般食肉用の大型豚の肥育期間は6ヵ月だが、
黒豚のバークシャー種は育ちが遅く8~11ヵ月かかる。
きめの細かいやわらかい肉質と良質の脂肪が特長で、
鹿児島をはじめ各地で肥育されている。
黒豚の表示は、バークシャー種の純粋種のみと定められている。
要するに銘柄豚ってことですね。
最近は牛肉が松坂牛とか神戸牛とかブランドがあるように、
豚にもブランドがありますね。
白金豚(ハッキントン)とか、イベリコ豚とか、東京エックスとか。
ただ名前だけではなく、品質も充実したものを買いたいものです。
そのためには、消費者も賢くならないといけませんね^^;
それに豚肉は、栄養満点なことでも知られています。
豚肉を沢山食べる沖縄の人が、とても長生きなのは、よく知られていることです。
豚肉にはビタミンB1が多く含まれていて、疲労回復に効果的。
そのビタミンB1は、牛肉の約10倍!
だからこれからの時期、夏バテにもよいですね。
それにビタミンB12も沢山含まれていて、
これは、脳の働きを活発にしてくれるそうです。
あと、豚肉の脂身が気になるところですが、
豚肉の脂身にはコレステロールを低下してくれる脂肪が多く含まれているので、
コレステロールが気になる人にもおすすめだそうです。
豚の銘柄や、表示を、よく理解し、
栄養満点の豚ちゃんを、賢くいただきたいものですね^^
おつかいでの息子の素朴な質問のおかげで、
すこし勉強になった母でした。
ご訪問ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。
クリックで応援いただけると嬉しいです^^