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テーマ:暮らしを楽しむ(387435)
カテゴリ:Life in Vancouver
カナダと日本。 意外と長い歴史があるんです。 私も昔こちらで学校に通っている時、 日系カナダ人の歴史を学びました。 今もなお、 このバンクーバーにもその歴史が残っております。 ここはリッチモンドの端っこ、スティーブストンという場所。 第二次世界大戦前、日本からはるかカナダへと渡ってきた人達は ここに集落を作り、漁業を営みながら暮らしておりました。 その記念碑です。"日系漁師像" 遠い昔、ここバンクーバーにもかなりの数の日本人が住んでいたといいます。 しかし、第二次世界大戦を期に、アメリカ(カナダ)の敵国となった日本。 それにより、ここで暮らしていた日本人(日系人)は迫害されることに・・・・ 政府は日本人をバンクーバーから離れさせ、同じBC州の中でもアルバータに近い エリアを拠点にキャンプ生活をしいりました。 私も実際にこの境地に立たされていた日系人のおばあちゃんと 昔話したことがありました。 正直、日本を離れたのはおばあちゃんがとっても小さい時だったそうで、 日本語はカタコトしか話せません。 しかし私の出身地、福岡。それも最寄駅まで一緒だったという奇跡のような 奇遇の下、沢山お話することができました。 しかし1つだけ『戦争』というイメージからかけ離れていたこと。 それは、カナダ政府は、昔日本がアジア諸国へ行ったような残酷なことは しなかったこと。 確かに国は彼らの財産(家等)を奪ってしまったけれど、 彼らを過酷な境地に置いたりはしなかったそうです。 中には卑下されたりもあったそうですが、歴史上のレベルで比べて みると、まだカナダ政府のやり方は人道的だったのかもしれません。 さて、こちらは当時、日本人の家族の住んでいた家、だそうです。 外装は保存のため過去に一度改装されたそうですが、『村上さん』という ご家族が住んでらっしゃった家だそう。 家の前には村上さん家族の写真と、その説明が書かれてあります。 実はこのエリア、かなりの勢いで新興住宅などが建てられているエリアでもあります。 もう1度、『村上さん家族』の家をご覧いただいたらわかると思いますが、 彼らの家の後ろには新しいコンドミニアムが建っているのが伺えるかと思います。 もちろんここにはもう誰も住んでおらず、今は歴史保存建物としてリッチモンド市の 保存物となっておりますが、なんだか"今"と"昔"が混在する場所でもありました。 その他にもこのエリアには日本らしきものが沢山ありました。 こちらは剣道と柔道を教えている教室です。 建物の門をくぐると、 日本庭園のようなものもありました。 昔の日本が息づく街、スティーブストン。 その一角の通りはなんだか懐かしい、 昭和時代の日本を思わせる光景でした。 と、まじめに語ってますが、ここからはお楽しみのパート、お食事! スティーブストンはちょっとした漁港であるため、取れたてのシーフードなどが 手にはいる場所なんです! ってことでお決まりのお料理 本日頂いたのは、ここで有名な"Fish and Chips"(フィッシュ アンド チップス) これ、小さそうに見えますが、実は結構デカいです 私はCod(タラ)のフライを頂きました! 晴れた午後の昼下がりに友達とこうやって食べるランチは最高だ~! と窓の外を眺める・・ 最後に・・・ 友達作のシビック(1978年型)で大の大人4人ぎゅうぎゅうだったけど、 楽しかった~~~ <写真撮影By携帯電話> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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