経由便
←1度でいいから上位にランクインしてみたい!そのためには皆様のお力添えが必要です、、、今日も一緒に笑って1クリックをお願いします!(人´∀`)♪ワタシは現在、カナダの西の玄関口であるバンクーバーに住んでおります。カナダに住んでいても1~2年に1回ぐらいは帰国したいもの。そしてその帰国まであと29日。どうしよう、ちょっと楽しみになってきた♪♪何しよっかな~?何食べようかな~?誰と会おうかな~?いろいろ思いをはせる。今回日本へは直行便で航空チケットを購入した。日本への帰国は経由便という、いわばアメリカなどで乗り換えのある飛行機の方が安いのだが、とある過去の経験から以後直行便でいつも手配をしている。5年前の4月。私はアメリカのポートランド空港に降り立っていた。日本からカナダへ向かう途中だった。春の日差しが温かいポートランド。私は日本から降り立った。ただ、そこからバンクーバーへ行く便への乗り換えをたったの1時間で済ませなくてはいけなかった。来たことのない空港だったためいきなり迷子。この時点で先行きが少し不安になった、、その時言葉の方は大丈夫だったので警備の人や道行く人に受付カウンターの場所を聞きまくった。飛行機の乗り換え時間は1時間。1時間あるとはいえ されどたったの1時間。もしも乗り換えに失敗したら今日はポートランドで一人宿を探して宿泊をしなくてはならない。妙な緊張が走る。スムーズに行っていたかのように見えたが、30分経てど受付カウンターが見つからない(汗)聞く人聞く人まったく別のこと言う。それでかけずりまわっていたワタシ。春なのにすでに汗だく。50分が経ったころだったか私は急に焦りだした。あと10分で飛行機が飛び立ってしまう!!!ヽ(゚ロ゚; )ギャアア!!ΞΞ\( )/ΞΞギャアア!!( ;゚ロ゚)/ー焦りがピークを迎えた。館内アナウンスにて搭乗最終確認が流れた。そのおかげでやっとこさカウンターの場所を付きとめた私。一瞬安堵した。しかし人生はそんなに甘くなかった。カウンターに到着した私。汗を脱ぐい息切らしグランドホステスへ話しかける。「Excuse me,did I miss my flight or do I still have chance to ride on it?」すみません、、私乗り過ごしちゃいましたかね?それともまだ乗れます??「Oh my god! you are the last passenger,aren't you!ok, give me a time and hold on sec !!!!」あら!あなたが最後の乗客ね!ちょっと待ってちょうだい!!そこで待つこと数分。私は状況を把握するのに同じ位の時間がかかったが、間違いなく私の乗るはずだった飛行機がもう出発をする直前だということはすぐに把握できた。しかしここでみすみす飛行機を見逃すわけにはいけない。バンクーバーでは私の友達が迎えに来てくれる。乗れないなどなればとても申し訳ない。。グランドホステスのお姉さんは何やらトランシーバーで誰かと激しく話していた。眉間にシワを寄せ、小学校の頃の女の先生が怒ったときの顔に似ていた(笑)・・・さらに数分が経ったことだった。!!!突然!!!グラホ「you don't wanna miss your flight,do you」飛行機逃したくないですよね~?マイア「Of course not.so.... what should I do then?」 そりゃそうですね、で、、どうしたらいいんですか?グラホ「Just run from here!!!」ここから走って!マイア「oh,,,,ok, well,, I should run to where?」 あぁ、わかりました、で、どこへ走れば・・?グラホ「To there!」あそこよ!ダーーーーーーン!!!次の瞬間私の目に飛び込んできたのは、、、思いっきり開かれた外への通行口から広がる滑走路!!!!ゴシゴシ(-_\)(/_-)三( ゜Д゜) ス、スゲー!見とれてしまった私。その瞬間グランドホステスのお姉さんが一言。グラホ「Run!!」走って!・・・って、゚Д゚)ェェェェェェェェェェェェエエエエエエエエエエエ工工工工工工工工工それって、ここから走れってこと?私に滑走路を走れってこと?全速力で髪を振り乱して飛行機が通っているこの飛行機の花道を走れってこと????(;´Д`)エェーーー驚きに足がすくんだ私。しかしお姉さんは渋い顔で滑走路を指差し、グラホ「You can catch your flight now」あなたの飛行機に乗れるわよ!!そこにいた他2人のグランドホステスのお姉さんもためらう私にカツをいれる。走れ!全速力で走れ!走るんだ、メロス!といわんばかりに私の背中を押す。動揺の隠しきれない私。でも残された道は1つ。走ること。走れ、私。走れ、メロ子!・゜・(ノД`;)・゜・(女の子なんで:笑)お姉さん達に十分にThank Youも言えないまま私は温かい春の日差しが降り注ぐポートランド空港の滑走路へと出た!走れ! 走れ、 私!!!自分を追いたてた。こんなときの人間の心理は滑走路を走るから危険とか、人が見ていて恥ずかしいなど全くない。ただただ自分のミッションのように、直線に、飛行機めがけて走るのみ。その距離およそ100mちょっとだったが、とても長く感じられた。マーシャラーの黒人のおじさんは私に向かって「Run!! Hurry up!!!」走れ~!急げ!!!と、応援なのか、罵声なのかわからないが声をかけてきた。たった100mちょっとの距離。それはまるでスローモーション。きっと誰かビビビと来る人に出会った時もこんな風にスローモーションなのだろうか?(昔の歌より:笑)余談はそれぐらいにしておこう。目掛けるはただ1つ。私の乗る飛行機。飛行機と言ってもセスナ機だ。プロペラがかなりゆっくりだが回転していた。「 もう飛び立ちますよ~ 」と言わんばかりに気合をいれてるようにも見えた。息を切らし、髪を振り乱し、すごい形相をして走る私。その顔はきっと東北地方に伝わるナマハゲに近いものがあったかもしれない。全力疾走の末辿りついた飛行機。息は完全にあがっていた。機内へ乗りこむための廊下(通路)なんてない。テロップを登って機内へ入るのだ。機内へ入った。ゼーハー息をきらす私。静まり帰る機内。私は一言・・「Sorry...」これが私が経由便を避ける理由。。。。。↓ここ、是非クリックしてください!!お願いします!★ 『想像を絶する出来事』記事コンテスト参加中 この記事を評価する コンテストは、 ストーリーも魅力の映画 『イーオンフラックス』の協賛で開催中です。 ~ 3月11日(土)よりロードショー ~