1972 Richebourg ♪ムフフ♪ 4番目はde la Romanee-Contiで〆めました。
板先生より賜り拝飲するの巻 最後に(実際は4本中3番目) 御年39歳 DRC 1972 リシュブール 御嘉賜りました 私の到着前に栓が抜かれてました CHARさん↓ この会が決まった時から2週間ズーッと立てておいた 「抜栓はチャーさんが」 酔っ払う前の会の初めに抜栓しました まずキャップを剥がすとカビがビッシリ そしてコルクにソムリナイフを刺そうとすると・・・ なんの抵抗もなくニュルっと沈んでしまった ヤバかったけど落ちてはない そこでコルクの中心は無理なのでボトルとの隙間にねじ込んで引っ張り出すと少しだけ頭が出た すかさず、コルクを指で挟みナイフを差し込むと意外とコルクはしっかりしてる ゆっくり抜いて行くも、やっぱり途中でボキ 残ったコルクも結構しっかりしてて四苦八苦したけど何とか破片を落とさずに抜栓 オレンジがかった儚げで,侘びた色合い さすがに39歳若いDRC特有の強烈でフラワリーな芳香は影を潜める ややピークを超えた印象も程なくすれば エレガントで流麗な芳香が垣間見えてくる 利休の「わび茶」ならぬ「わびD(RC)」の境地に至る 「花をのみ まつらん人に やまざとの ゆきまの草の 春をみせばや 」 藤原家隆の歌の如く,表面的な華やかさを否定した質実な美 まさしく茶道に由来する一期一会が見事に折り込まれているDなのであった 永劫回帰を信じ望みたいワインである事は言うまでもない de la Romanee-Conti Richebourg ロマネ・コンティ リシュブール