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まいかのあーだこーだ

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2020.07.12
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カテゴリ:政治
自由主義国家というのは、
国家の抑圧を除去する代わりに、
個々人の自制や自治が求められる社会なのですが、

実際のところは、
もっとも自制のきかない人々や、
手段を選ばない経済人などの暴走を、
野放しにしてしまう結果になります。

自由主義国家は、そういうリスクを負っている。

日本人の過剰なほどの「自粛」体質は、
ときおり批判の対象にもなっていますが、
じつは、いまでも、
大部分の日本国民は何らかの自粛をしています。

しかし、
一部の不届き者と、
手段を選ばない経済人たちが、
なんらの自制も自治もしないことによって、
結果的には、社会全体がリスクを負うのです。

このようにして、自由主義国家は足をすくわれる。
国家を危機にさらすのは、つねに一部の人間です。

自由主義国家における「自制」のありかたを、
根本的に再考していかなければ、
日本の社会は、ほんとうに中国に敗北しかねません。



コロナ後の世界では、
人々の生活や経済のスタイルが大きく変わります。

そのなかで置き去りにされるのは、
いわば「リアルでしか充実できない人々」であり、
あるいは「リアルでしか充実できない世代」であり、
さらには「リアルでしか充実できない業種」ということになります。
まさに歌舞伎町は、その象徴だといえます。

現在のような曖昧な「自由」の価値観のなかでは、
こうした人々、こうした世代、こうした業種が野放しになり、
いずれ国家にとっての負担となり、大きな足枷になっていきます。

いまのところ、日本は、
なにひとつ有効な対策を打てないまま、
ずるずると問題を先送りにしている状況です。
「自由」と「自制」の最適なバランス・配分を構築できていない。



日本政府は、当初、
PCR検査を意図的に抑制してきました。

国民の不安が政権不信や医療不信に繋がるのを恐れたためです。

しかし、検査数を抑えた結果、
かえって感染者数に対する「死亡率」の割合が高くなった。
日本のコロナ感染者の死亡率は、
シンガポールの50倍、イスラエルの5倍、
本来なら同等であるべき韓国の2倍になっている。

これは、
感染者への治療が十分な成果を上げていないからであり、
もしくは感染者を見つけられないまま死亡させているからです。
日本の医療レベルの低さが、別のかたちで露呈している。

緊急事態宣言解除後の日本は、
この死亡率の高さを数値的に是正すべく、
あえて歌舞伎町のような歓楽街を野放しにし、
無症状の若い感染者数を増やしたうえで、
その区域に絞った集中的な検査を実施しています。

いわば歓楽街の若い感染者は、
計算上の母数を上げるためのサンプルなのです。

もちろん、
そんな姑息なデータ操作を行ったところで、
韓国と張り合うことにすらならないでしょうし、

それどころか、
ひとたび感染が高齢者に広がってしまえば、
またぞろ死亡率は一気に上昇してしまうことになる。
じつにバカな戦術だといわざるを得ません。

安倍政権時代の政財界が、
情報操作やデータ操作を駆使して延命してきた悪弊が、
医療をも巻き込んだ形で継続しているのですね。
おそらく、
そのような姑息な戦術を考える専門のスタッフがいるのでしょう。

しかし、
そんなバカなことばかりやっていたら、
ほんとうに日本は沈没してしまいます。

行政が向き合うべきなのは、そんなことではありません。







余談になりますが、
NHKの『ブラタモリ』は、
せめてフェイスシールドをつけて収録すべきだと思います。

その姿を視聴者に見せることが大事なのだから。





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最終更新日  2020.07.14 13:26:11


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