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まいかのあーだこーだ

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2020.09.30
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カテゴリ:ドラマレビュー!
「カネ恋」第3話。
なかなか面白かったです。

たとえ悪い男が相手でも、
恋に落ちたら盲目になりますよねえ…というお話。

15年越しの片想いなら、なおさらのこと。
傍目から見ればフラれて良かったのですが、
本人がはげしい喪失感に襲われるのは無理もありません。

けっこうリアルなエピソードでした。



わたし的には、
早乙女(三浦翔平)のキャラが興味深かったです。

彼はどれほど「悪い男」だったのでしょうか?
考えてみると、なかなか難しいです。

板垣(北村匠海)を、
10万円近いセミナーに入会させようとしたり、
けっこうエゲつない商売をしてるように見えます。

玲子(松岡茉優)も、
あのくらい高額な受講料を払い続けてたのかも。

しかし、もともと、
そういうサービスを売る仕事なのだから、
いくら高額だとはいえ、詐欺とまでは言いがたい。
受講者はみんな、
リスクを承知のうえで書籍やセミナーに投資しています。

未婚と偽っていたのは道義的に問題があるけど、
いわばメディア的なイメージ戦略であって、
本業とは直接関係のないことだし、
それをもって犯罪とまでは言えない。

そういうメディア戦略については、
妻も、秘書も、了解していたはずです。
べつに、
結婚詐欺をやっていたわけではないし、
妻子を隠して不倫していたわけでもありません。

むしろ、
顧客の女性たちとは恋愛関係にならないように、
一定の距離を保っていたようにも見えますし、
玲子との適切な距離を保ちつづけていたのも、
そのためだったのだろうと思える。

最後に、
玲子に「じつは…」と言いかけたのは、
彼女との恋愛関係に発展してしまう前に、
真実を打ち明けようとしたからであり、
そこには、彼なりの誠意や線引きがあったように見えます。

早乙女の行為は、
法的にも犯罪とは言いがたいし、
女性に対する裏切りとも言いがたい。
グレーではあるけど、極悪とまでは言えない。

なかなかに微妙なキャラなのでした。



玲子が「早乙女は独身だ」と信じ込んでいたように、
慶太は「ひかりは妹だ」と信じています。

2人とも騙されていて、
しかも、騙されることにお金を使っている。
そして、ある意味では、
騙されることから幸せを得てもいたのです。






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最終更新日  2020.09.30 13:28:30


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