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天国と地獄〜サイコな2人〜。
森下佳子×綾瀬はるか。 おなじみTBSのゴールデンコンビ。 サスペンスとしては「白夜行」以来、 SFとしては「仁」以来って感じでしょうか。 毎回ジャンルは違うけど、 どこかしらテイストは似てるので安心感がある。 それに、 さすがは人気作を手がけてきた脚本家らしく、 サスペンスであっても、物語の叙述はとっても分かりやすく、 難解なところがありません。 ◇ 今回は、 階段から転げ落ちて男女が入れ替わるという、 大林宣彦の追悼を兼ねた「転校生」以来のジャパンSF伝統芸。 NHKの「転・コウ・生」(コウの転生?)では、 柴咲コウとムロツヨシにもやらしてたけど、 いわゆる萌音の声で「入れ替わってるぅ~?!」ってやつ。 …かと思ったら、 むしろ「仁」のタイムスリップのセルフパロディっぽかったですね。 ◇ 作品のテーマは、まだよく分かりませんが、 とりあえずは、 オッフェンバックじゃなくて、 生誕251年目のベートーベンによる天国と地獄・・・ って感じでしょうか? 「白夜行」や「仁」でも このあいだの「転コウ生」でも満月が出てたけれど、 やはり満月の夜に男女が入れ替わるのですね。 日高と望月の入れ替わり。 太陽と満月の入れ替わり。 奄美大島のシヤカナローの伝説。 そこらへんが物語のベースにあるようです。 ◇ ちなみに、 感染予防も重要な危機管理だと思うのだけど、 警察署内で誰もマスクをしてなかったのは、 どういうことなんだろう? それから、 女に変身してしまった高橋一生は、 いかにも女々しい演技をしていたのですが、 もともと綾瀬はるかは男勝りなキャラなので、 あんまり似てないのが気になった。 NHKで柴咲コウと入れ替わったときは、 わりと似てたのにね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.20 01:48:13
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