カテゴリ:恋つづ~ボス恋~カムカム!
オー!マイ・ボス!恋は別冊で。第8話。
いや~。 なにげに神回なのでは? しかも、かなり感動的でした。 こんなことなら、6話と7話も作り直してほしい! ついつい胸キュンな展開にばかり期待してたけど、 今回は、思いのほか硬派な内容でびっくりです。 ある意味では、社会派ドラマだったと言ってもいい。 ◇ 奈未は、麗子にはっきりと物申します。 ほんとうに大事なことは、 部下が上司に自由にものが言えるということ。 それができなければ、 見かけだけパワハラを防いだとしても意味がない。 いくら見かけのパワハラを無くしても、 部下が思ったことを上司に言えないのならば、 そこには抑圧的な構造があるのと同じです。 編集長vs雑用という立場の違いを超え、 麗子にはっきりと意見をいう奈未の姿は、 日本のドラマとしては、かなり画期的なものでした。 ◇ 従来の日本のドラマだったら、 部下が上司に楯突くのは、 せいぜい「捨て身で上司の不正を暴く」とき、 さもなくば半沢直樹のように「下剋上を目指す」ときです。 しかし、奈未の場合はそうじゃない。 上司の不正を暴くのでもないし、 下剋上を目指すのでもありません。 むしろ、彼女は、 麗子との関係を信じているからこそ、 一緒に仕事を続けていく意志があるからこそ、 上下関係を超えて、はっきりと物を言うのです。 むしろパワハラを感じていたのは、 意見をいう奈未ではなく、意見をいわない副編集長のほうでした。(笑) 彼は、そうやって自分自身を抑圧していたのです。 奈未と麗子のたしかな信頼関係を目にして、 ISOBEの社長も、無用なパワハラの疑いを解いたのでした。 これは、 今までの日本のドラマにはなかった表現だったし、 とても感動的なシーンだったと思います。 欲をいえば、 6話と7話をもういちど作り直して、 この部分をもっともっと時間をかけて、 じっくり描いてほしかったです。 ◇ 麗子は「MIYAVI」を去ることになったけれど、 部下を育て、道を開くことが当初の目的だったのなら、 もう十分に役割を果たしたのだろうし、 もしかすると、 彼女は最初から辞めるつもりだったのかもしれません。 奈未も、潤之介も、 いままでのポンコツっぷりが嘘のように、 急にデキる仕事人になってるし!! ほんとに6話と7話は無かったことにしてほしい! はたして宝来家を継ぐのは、 麗子なのでしょうか? 潤之介なのでしょうか? ◇ 今回の流れからすると、 麗子が金沢に帰郷して宝来家を継ぎ、 奈未と潤之介は東京に残って、 一緒に雑誌の仕事を続ける流れになりそうです。 実際、それがデキそうな二人になっている! 中沢と遥にも恋愛フラグが立ったし、 あとは理緒の病気のことだけが気がかりですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.13 17:11:21
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