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まいかのあーだこーだ

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2021.03.04
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昨夜、
関ジャムの J-POP 20年史ランキングが発表されました。

わたしの予想は、
「パプリカ」「ポリリズム」「PPAP」の、
いわゆる"3P"フィニッシュだったのだけど(変な意味じゃありません!)

第1位に選ばれたのは、
P は P でも「Pretender」でした。惜しい!



上位30曲のうち、
わたしの予想が当たったのは16曲。
思ったよりも、正答率が低い…。

上位50曲でも18曲しか当たっていません。

ちなみに、
元ちとせ「ワダツミの木」
夏川りみ「涙そうそう」
森山直太朗「さくら(独唱)」
Superfly「愛をこめて花束を」
サカナクション「新宝島」

…あたりは、迷ったうえで外した曲なので、
それほどの不満はありませんけど。



しかし!

それでもなお、
今回のランキングには、かなり不満があります。

それは、以下の6つの点で。

1.一青窈の「ハナミズキ」を無視している。
2.MONGOL800の「小さな恋のうた」を無視している。
3.いきものがかりを全面的に無視している。
4.中島みゆきを全面的に無視している。
5.RADWIMPSとLiSAの評価が低い。
6.90年代の価値観を引きずりすぎている。


これらの点について、
番組関係者には納得のいく説明をしてもらいたい。
このままでは断固として受け入れられません!(笑)



1.一青窈「ハナミズキ」を無視している。

「ハナミズキ」は2000年代をもっとも代表する曲で、
カラオケでもつねに上位にランキングしつづけています。

たとえば夏川りみの「涙そうそう」などは、
ほとんど歌謡曲として受容されたというべきですが、
「ハナミズキ」は、あきらかなJPOPであるにもかかわらず、
まるで歌謡曲のように世代を超えた受容を実現しました。
そのことの意義をもっと深く認識してください。

この曲を結婚ソングとして見るべきかは議論があるけど、
Superflyの「愛をこめて」とか、
木村カエラの「Butterfly」がランクインしてるのに、
「ハナミズキ」だけランク外というのはかなり違和感があります。
番組関係者は、土下座したうえで説明してください。


2.MONGOL800「小さな恋のうた」を無視している。

2000年代には、
ORANGE RANGE、HY、GReeeeN、
ケツメイシ、湘南乃風、WANIMAなど、
ガレージパンク系のバンドが活躍するようになったのですが、
その発端が、このモンパチのインディーズヒットでした。
このヒットは2000年代の音楽シーンの先駆的な出来事。

しかも、彼らの音楽は日本を超えて世界的に認知されました。
これを見逃したのは、かなりの過失です。土下座案件。


3.いきものがかりを無視している。

まさか1曲もランクインしてないとは…!
しかも水野良樹が座ってるのに…!(笑)
どういうこと?
忖度がないにもほどがある。
番組終了後に、出演者やスタッフは、
いったいどんな顔で水野に接したのでしょうか?

まあ、
いきものがかりと西野カナはヒット曲が多かったので、
票が分散してしまった可能性はあるし、

それと似た理由かもしれないけど、
EXILE関連を完全無視ってのもスゴイですよね。

逆にいうと、
ヒゲダンが「Pretender」だけに集中して、
「宿命」や「I LOVE…」にまったく分散しなかったのが謎です。
そんなことありえるでしょうか?
ちょっと集計方法にも疑念をもってしまいます…。


4.中島みゆきを無視している。

小田和正と中島みゆきと桑田佳祐は、
2000年代にもヒット曲を出したのですが、
わたしは、この3人を見比べたうえで、
あえて中島みゆきだけを選びました。

彼女は、まず現役のミュージシャンとして、
いきなり「地上の星/テールライト」「銀の龍」
を2000年代初頭にヒットさせ、
さらにTOKIOに「宙船」を提供し、
きわめつけに「糸」もリバイバルヒットさせました。
とりわけ「糸」は、「ハナミズキ」と同様に、
世代を超えた国民的なヒットになっています。
(発表は90年代だから除外したけど)


総合的に見て、
彼女が2000年代に示した存在感は、
小田や桑田よりも頭ひとつ抜けています。
桑田の曲が2つもランクインしてるのに、
中島みゆきを完全無視って違和感ありあり。
これについても、
責任者には土下座のうえで説明してもらいたいです。


5.RADWIMPSとLiSAの評価が低い。

もしかしたら、
RADWIMPSとLiSAは「アニソン」扱いってことで、
音楽的に低く見られているのかもしれません。

しかし、
アニソンがアーティスティックな意味で評価され、
なおかつ巨大なセールスを挙げるというのが、
2000年代の特徴的かつ画期的な現象だったわけだし、
LiSAのレコ大受賞はそれを象徴する出来事でした。
まずは、この時代性を重視しなければなりません。

さらに、
こう言っちゃなんだけど、
たとえばヒゲダンとか星野源とかって、
音楽的には素晴らしいけど、作詞がヘタクソなのです。
その点、野田洋次郎とLiSAは歌詞が素晴らしい。

とくに野田洋次郎は、
(たまに「HINOMARU」みたいなこともやらかすけど)
作詞家としての能力が同世代のなかでは傑出しています。
そのあたりの認識が十分に共有されていないようです。
番組関係者は、この点についても再考してください。


6.90年代を引きずりすぎている。

ゴールデンタイムの放送ってことで、
オジサンやオバサンの視聴者にも忖度したのか、
あるいは選者自身がオジサンとオバサンだったのか、
だいぶ90年代の価値観を引きずった結果になっています。

2000年代の上位50曲のなかに、
桑田もミスチルも2曲、林檎も宇多田も2曲って、
いくらなんでも多すぎるでしょ。

わたし自身は、今回の30曲を選ぶ際に、
あらかじめ90年代のミュージシャンを除外しました。
まずミスチル、スピッツ、林檎、宇多田を除外して、
もちろん浜あゆも、B’zも、除外。
基本的にはスマップも除外しました。
ただ「世界に一つだけの花」にかんしては、
あれはもう楽曲うんぬんの問題じゃなく、
ひとつの現象として評価したうえで選びましたけど。

林檎の「ギブス」や、宇多田の「traveling」は、
たしかに素晴らしい曲だし、
それを選ぶこと自体に不満はないのですけど、
選んだ人たちは、
その曲が2000年代に発表された時代的な意義を、
しっかりと説明できなきゃいけません。
(わたしなら説明できる自信があります)

いずれにせよ、スマップを2曲選ぶくらいなら、
キンプリの「シンデレラガール」を選ぶほうが正しかったと思います。
アイドルがらみでいうと、欅坂がランク外だったのもやや不満です。















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最終更新日  2023.02.02 09:29:13


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