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まいかのあーだこーだ

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2021.03.16
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カテゴリ:ドラマレビュー!
いちおう最終回を前にして、
どんでん返しの可能性についても考えてみたいと思います。



なぜ十和田は自殺したのか?

かりに朔也が実行犯だったとしても、
なぜあそこまで猟奇的な殺し方をするのか?

「あな番」や「恐怖新聞」みたいに、
犯罪や不幸を数珠つなぎに強制する装置として、
あの空集合のマンガが機能している
…なんてパターンも考えられないわけではない。

「仁」のときに、
バニシングツインの謎を放り投げて終えたように、
「天国と地獄」でも、
空集合の謎を放り投げたまま終わる可能性はあります。

その場合、
ほんとうの黒幕は闇の中…って感じでしょうか。



一方で、
「サイコな2人」というタイトルが、
かりに "サイコパスな二人"という意味ならば、
「殺人鬼としての特性を二人で分け合った」ということになります。

その場合は、
やっぱり日高(もしくは望月?)が実行犯じゃなきゃいけないし、
彼が送ってきた動画もフェイクじゃなくて本物ってことになるし、
ボストンの連続殺人も彼の仕業ってことになります。

かたや、
彩子という名前が「サイコ」とも読めるとか、
さらには、
co.earthの社名が「陸とともに」とも読めるとか、
そこらへんに仕掛けが隠れてる感じもないではない。

ただ、わたしとしては、
たんに "サイコロジカルに結びついた二人"という意味で、
あくまで「日高は手を汚してない」という解釈が成り立つと思いますけど。



今回のドラマは、
過去の森下作品にくらべてイロモノ的な要素が強いし、
最後の最後に、
かなり大胆などんでん返しをやらないともかぎらない。

しかし、そうはいっても、
すでに入れ替わりのSFになってる時点で、
もはや「ナンデモアリ」な設定なわけだし、

あまりにも荒唐無稽などんでん返しというのは、
サスペンスとしての側面を台無しにしかねないし、
かえって視聴者の失笑を買って終わる可能性もあります。

つまり、
どんでん返しってのも程度問題であって、
あまりにもバカバカしいどんでん返しは禁じ手なのですよね。


そこらへんの兼ね合いで、
許容範囲内のどんでん返しがありうるか。
それによって最終話の内容が変わってくるのかなあ、と思う。






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最終更新日  2021.03.16 13:11:03


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