2071252 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2021.04.27
XML
カテゴリ:政治
コロナ禍のなかで、
人類は病原菌やウィルスの問題に直面しています。



近代的な衛生革命は、
上下水道などのインフラ整備、
殺菌・滅菌手法の確立、
感染症ワクチンの開発などによって実現しましたが、

それでもまだ人類は、
完全に衛生的な環境を獲得しきれていません。



最大の問題は、
衛生上の敵が目に見えないということです。
生活圏の衛生状況を、
リアルタイムで数値化することさえ難しい。

したがって、わたしたちは、
衛生的なものをむやみに「汚い」と思い込んだり、
逆に不衛生な環境を「きれいだ」と勘違いしたりします。

目に見えない敵との戦いのなかで、
衛生にかんする「観念」と「実態」が乖離し、
人々を非合理な行動・非効率な行動へ向かわせるのです。



さらに、
そうした迷信的な衛生観念は、
飲料水や食品への不信につながったり、
トイレや浴室のような住環境への不信につながったり、
公共財や公共空間への不信につながったりもする。

また、
他者への差別につながったり、
病人や死者の隔離につながったり、
外界や異界への忌避感を生んだりもします。

みずからを、
根拠のない潔癖神経症に追い込むこともあります。

病原が目に見えないものである限り、
迷信的な「穢れ」の感覚を拭い去ることもできない。

こうした迷信は、
信じるに足る根拠にも乏しいけれど、
否定するだけの根拠もまた不十分なのです。



今後、
衛生技術の革新によって、
病原菌や病原ウィルスを可視化し、
それらを合理的に排除することができれば、

社会的な医療コストを抑えられるだけでなく、

人々は、
盲信や迷信に悩まされることもなくなり、
社会の合理化や効率化も一気に進展していくはずです。

そして、
生活の快適性、
他者への信頼性、
社会の安全性も大きく増していくはずです。



かりに、
第二次衛生革命があるとすれば、

それは、
むやみやたらな滅菌・殺菌を繰り返すのでなく、
悪玉微生物だけを選択的に排除する技術によって、

人々と善玉微生物との共生を、
安定的に実現させる形へと向かうはずです。

もしかすると、
善玉微生物を養殖し、
それを生活環境のなかで優勢にすること自体が、
悪玉微生物を駆逐することにつながるのかもしれません。


ブログランキング・にほんブログ村へジャンル関係無しなんでもレビュー 映画ブログ・テーマ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.04.28 05:49:48


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

日記/記事の投稿

カテゴリ


© Rakuten Group, Inc.
X