あらすじネタバレ感想です
今回はクリスマスの回。 女の子が男の子の格好をして、 男の子が女の子の格好をして、 白人ばかりの村に黒人がやってきて、 いろんな壁が取り払われていきます。 ◇ ギルバートが村へ戻ってきて、 大好きだったドレスも自分のもとへ戻ってきて、 ギルバートと2人でろうそくの火を吹き消して、 クリスマスプレゼントに小さな辞書を貰って、 ジェリーからも拙い文字のクリスマスカードを貰います。 (ANNEの”E”の字が抜けてたけどね!) 子供のころから寂しかったマシューと、 同じように孤独だった車椅子の老人には、 神さまからのささやかな恩寵がもたらされて、 最後に、イジワルな子供には罰が下される。 …クリスマスとしては定番の展開ですね。 ◇ グリーンゲイブルズのクリスマスツリーは大きかったし、 教会の飾りつけも華やかだったし、 クリスマス会も賑やかだったし、 全体的に、寛容で温かなエピソードになっていました。 (エロ教師とビリーの母親だけは不寛容でしたが) シーズン2の前半で登場した白人のよそ者は、 とんでもない極悪人だったけど、 ユダヤ人のよそ者や、黒人のよそ者は、 けっして悪い人ではありません。 聖書にあるとおり、人は見かけによらないのですね。 … ギルバートの家の亡き父の部屋には、 彼が生前に読んでいたホイットマンの「草の葉」がある。 奴隷廃止論者で、両性愛者で、理神論者だったホイットマン。 アンにとって大事な本は「ジェーン・エア」だけれど、 ブライス父子にとって大事な本は「草の葉」なのかもしれません。 ◇ なお、 クリスマス会で披露された出し物は、 よくあるイエスキリストの降誕劇ではなく、 プリンスエドワード島を題材にした「奇跡の島の物語」。 神様やイエスに感謝する物語というより、 どちらかというと英国女王に感謝する物語って感じでした。(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.28 06:12:55
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