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まいかのあーだこーだ

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2023.10.29
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サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん。
伊勢神宮&出雲大社の特集でした。



たまにしか見ませんが、いい番組ですよね。

日本の教育は、とかく協調性ばかり重視しがちですが、
安易な同調主義は異質な能力への抑圧やいじめに繋がるし、

むしろ、
はみ出すほどの個性を伸ばすほうが大事であって、
その意味でも、オタクへの敬意は重要な教育文化です。




さて、
わたしの関心はあいかわらず出雲!

本州と島根半島が、
トンボロの原理によって砂州で繋がったことは、
すでにブラタモリの境港の回で学びました。

出雲の側は弥生時代に本州と陸続きになり、
境港の側は奈良時代の終わりごろに本州と繋がった。
https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202208290000/
https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202212210000/




今回の番組によれば、
いまも稲佐の浜には砂が押し寄せていて、

昭和初期までは「島」だったはずの弁天島が、
いまでは完全に砂で繋がっているのだと。

↓くわしくはこちらを参照。
https://kinkitaisyakai.net/fukei/fukei2/syowa.html
https://voiceofstone.blogspot.com/2015/05/blog-post_3.html




出雲大社では、
稲佐の浜に押し寄せる砂が、
神々と同一視されて信仰されている。

なぜか、その砂を、
大国主じゃなくスサノオのところにもっていくのね。

現在の島根半島は、
出雲の側も、境港の側も、砂州で繋がっている。
出雲側は《神々の流れ着く場所》で、
境港側は《妖怪の流れ着く場所》です。

これらの場所が陸続きになる前は、
神々も、妖怪も、
おそらく松江に漂着していたのだと思う。

とにもかくにも、
島根半島の周辺は黄泉の国との境界なのだけど、
それらはすべて「漂着」という概念で説明がつくはず。

先日の黄泉比良坂の記事にも書いたとおり、
砂と一緒にさまざまなものが漂着するからこそ、
そこは《異界と出会う場所》になるのだ、ということ。
https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202310070000/




今回の番組では、
小学生の女の子が出雲大社を案内してましたが、
神話の解説などもとても分かりやすかったです。


海幸彦と山幸彦の龍宮(蛇神)神話。
因幡の白兎とサメ(ワニ)の神話。


因幡の白兎とはいうものの、
ヤカミヒメが因幡(鳥取県)出身なのであって、
白兎はもともと隠岐島にいたのですね。

なんとなく国引き神話とも関係がありそう。


野見宿禰と当麻蹴速の話も聞きたかったな。

追記:
あとで調べてみたら、野見宿禰の話は、出雲大社の荒垣正門にある「銅鳥居」の話に繋がっていたようです。
1666年に毛利綱広が寄進した銅鳥居には「大江綱広」と書いてある。これは毛利の本姓が「大江」だから。彼が鳥居を寄進したのは、大江氏の先祖が「アメノホヒ」にあたるから。
アメノホヒは、アマテラスとスサノオが誓約をしたときに生まれた五男三女神の一柱。大国主に仕えて、出雲(現在の松江市)にイザナミを祭る神魂神社を建てた。その子のタケヒラトリは「出雲国造家」と「土師氏」の祖神。もともと出雲国造家の起源は松江の神魂神社にあり、そこから798年に杵築大社(現在の出雲大社)へ移ったわけです。
土師氏は、垂仁天皇のときに野見宿禰が「相撲の祖」になり、殉葬者に代わる埴輪を創製したことで「土師姓」を賜った。ちなみに出雲の野見宿禰は大和の当麻蹴速を蹴り殺したのだそうで、相撲というよりもキックボクシングだったのですね。蹴速の土地は没収されて野見宿禰の土地になったらしい。
土師氏は、のちに秋篠氏、菅原氏、大枝氏(のちの大江氏)へ改姓。大江氏からは「中古三十六歌仙」に大江千里、大江匡衡、大江嘉言らが、女性では和泉式部、赤染衛門(匡衡の妻)らが選ばれている。大江匡衡の曾孫には、平安時代屈指の学者にして源義家(八幡太郎)に兵法を教えた大江匡房がおり、その曾孫として源頼朝を支えた大江広元がいる。そして、大江広元の四男の季光が「毛利氏」の祖になるわけですね。このほか、徳川家康に仕えた酒井忠次や、NHKの黒崎めぐみアナも同祖にあたるはずです。





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最終更新日  2024.06.20 12:54:23


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