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日テレ「セクシー田中さん」面白い。
もともと相沢友子の脚本って、 正直、あまり信用してないのだけど、 今作はかなり好感触。 原作があるせいか、けっこう深みも感じます。 第2話は、 毎熊克哉が若干気の毒でしたが、 性悪なめるるは面白すぎたし、 阿波踊りみたいなベリーダンスの練習も笑えました。 最後のベッドのシーンは…夢?…現実? きっと、 朱里(生見愛瑠)が勝手に怒ってただけで、 田中さん(木南晴夏)本人は、 笙野(毎熊克哉)のことを悪く思ってないのでしょうね。 スーパーで鶏肉も譲ってくれたし(笑)。 笙野のほうも、 田中さんの語るベリーダンスの歴史や多面性に、 すこし心を動かされたのかもしれない。 ベリーダンスの表の面と裏の面。 猥雑さと崇高さ。 ベリーダンスって、これが正当って言い切れる正解が見えないんです。 田中さんをとおして、 朱里が笙野を見る目も変わっていくのかな。 …つーか、予告編を見たら、 朱里と笙野のキスシーンらしき場面も?!
めるるは、 外見は華やかなのに、ちょっと男性不信ぎみな役どころです。 その意味では、前作の「日曜の夜ぐらいは」にも通じる。 しかも、 朱里の男性不信の原因は、 前作でカフェプロデューサーだった川村壱馬(笑)。
逆に、田中さんのほうは、 見た目は地味だけれど、 じつは女の子っぽいものが好きなファンシー気質。 恋愛に対しても、わりと素直に憧れてるのでは? 三好(安田顕)にもひそかな想いを寄せてるらしい。 田中さんが憧れる「ときめきトゥナイト」の真壁くん。 …古すぎw ◇ もう15年も前ですが、 おなじ日テレに「斉藤さん」というドラマがあって、 わたしがもっとも好きな作品だったのだけど… 今回の「田中さん」って、 ちょっとそれを彷彿とさせるところがあります。 原作は小田ゆうあの漫画で、 キャラはぜんぜん違いますが、 ミムラが観月ありさに憧れる設定だったので、 やはりシスターフッドの物語だったのよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.30 19:16:08
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