カテゴリ:音楽・映画・アート
日本アカデミー賞の授賞式を見ました。
およそ20年前、 井筒和幸の「パッチギ」をおさえて、 山崎貴の「三丁目の夕日」が12部門総ナメにしたときは、 さすがに出来レース感がバリバリだったので、 思わず不満たらたらの記事を書いたものですが↓ https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/200603030000/ 去年は、 わたしも「ゴジラ-1.0」の出来にかなり満足したし、 今回の日本アカデミー賞は、 ノミネートされた作品のラインナップを見るかぎり、 どれが受賞してもおかしくないほど豊作だったので、 授賞式を見ていても楽しかった。 濱口竜介の「ドライブマイカー」が、 海外のみならず国内の賞でも評価されたあたりから、 全体的に映画界の意欲が高まってる気はする。 ◇ 去年は、 坂元裕二の「怪物」の脚本がカンヌで評価され、 ゴジラと宮崎駿のアニメも海外でヒットし、 ヴェンダースの作品もオスカーにノミネートされ、 かつてないほど日本映画が国際的に注目されました。 関東大震災100年目に作られた「福田村事件」も、 クラファン予算の自主映画ながら話題になりました。 できることなら、 山田洋次じゃなく宮崎駿の作品を、 アニメ枠ではなく一般の作品賞枠でノミネートしてたら、 賞予想はもっとヒートアップしただろうに!と悔やまれる。 ◇ なお、 主演女優賞はともかくとして、 助演女優賞は安藤サクラじゃなくてもよかったよね。 逆にいうと、 作品賞の枠が豊作だったわりに、 助演女優賞の枠は不作だったのかもしれませんが…。 ◇ それから、 坂元裕二が脚本賞にノミネートされなかったのは何故? もしかしたら、 ノミネートしなかったのではなく、 本人が拒否した可能性もあるかしら? 日テレとなんらかの距離を取ってる気もしなくはない。 でも、 いちおう一昨年には「初恋の悪魔」を書いてるんだし、 べつに日テレと関係が悪化してるわけでもないと思うけど。 ちょっとそこは不可解でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.09 01:35:16
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