カテゴリ:メディア問題。
星野源が不倫したかどうかは、
わたしの知ったことじゃないし、 その情報を打ち消すために、 アミューズが10億円払ったとかいう話も、 わたしの知ったことじゃありません。 もともとネット情報は虚実が入り乱れてるし、 たとえデマが拡散していたとしても、 なんら不自然だとも不可解だとも思いません。 むしろ、それがデフォルトだと言っていい。 それよりも、わたしが不可解なのは、 星野源と新垣結衣が、 そんなネットの情報を打ち消すために、 異様なほど迅速かつ周到な動きによって、 世間にむかって「円満な夫婦」を演出し、 疑惑を払拭しようとしたことのほうです。 これは、その疑惑が、 夫婦間の問題である前に、 なによりメディア的な問題であったことを意味してます。 ◇ 通常、夫の浮気が疑われた場合、 なによりも妻に弁明して誤解を解くことのほうが先です。 そして妻は、その弁明を聞いて、 夫が誠実なのかどうかを確めることのほうが先だと思う。 しかし、 星野源と新垣結衣のとった行動はそうではありません。 夫婦間のコミュニケーションよりも先に、 それぞれがそれぞれの事務所との協議の上で、 世間の誤解を解くように真っ先に動いたのです。 この動き方は、かなり異様に見えます。 ◇ 夫婦間の信頼関係を確認しあうよりも先に、 まずは世間のイメージダウンを回避せねばならなかった。 つまり、これは、 星野源と新垣結衣の夫婦間の問題というよりも、 アミューズとレプロの事務所の問題だったからだと思う。 ほかならぬ双方の事務所にとってこそ、 円満な夫婦関係を疑われることは不都合だったのでしょう。 星野源は、そんな事務所の意向に沿って、 妻の誤解を解くよりも先に、 世間の誤解を解くことのほうを優先させました。 その意味で、星野源は、 ミュージシャンである以上に「芸能人」なのです。 おそらく新垣結衣も、 夫が浮気してるかどうかには関心がないのでしょうね。 それよりも、事務所の意向に沿って、 世間の疑念をいち早く取り払うことのほうが大事だった。 深夜ラジオでの夫婦のブッキングが、 双方の事務所による演出だったのも明瞭だと思います。 そもそも、 星野源と林田理沙が浮気をしていたのかどうか、 その真偽について知ってるのは当事者の2人だけです。 たとえ妻といえども、 新垣結衣がそれを知ってるはずがありません。 夫の行動を24時間監視してるわけじゃないのだから。 ましてアミューズやレプロがその真偽を知ってるはずがない。 今のところ、 公に疑惑を否定してるのは星野源だけであり、 林田理沙は公にむけたコメントを発していません。 ◇ アミューズとレプロは、 この情報を発信した滝沢ガレソと、 それを拡散させたXの一般ユーザーに対し、 告訴も辞さないと言って脅しています。 もちろん、 SNSがデマであふれる状況は社会的な問題だし、 それがしばしば拡散することも社会的な問題です。 投資詐欺広告のようなデマ情報の規制は、 何よりXの運営企業に課せられるべき責任だし、 利用者側にも一定の注意と自制は求められます。 しかし、Xの一般利用者は、 どんな情報に対してであれ、 いちいち真偽を確認してリツイートできるわけじゃない。 マスコミの情報でさえ本当か嘘か分からないからです。 たとえば、 イラクに大量破壊兵器はなかったかもしれないけど、 その真偽など一般の人間に確認できるはずもないし、 たとえ確認できなくてもリツイートぐらいするでしょう。 それと同じように、 星野源は浮気をしていたかもしれないけど、 そんなことの真偽など一般の人間には確認しようもない。 たとえ当事者が「浮気してません」と発表したところで、 その真偽すら一般の人間には確認しようがありません。 本人が嘘を言ってるかもしれないのだから。 まして、 新垣結衣や事務所から発せられる情報など、 まったく当てにもなりません。 当事者ではないのだから。 ◇ 唯一、わたしに言えることは… 事務所のイメージ戦略のために、 夫婦間の信頼関係の確認よりも、 メディア対応のほうを優先するような夫婦は、 その行動が迅速かつ用意周到であればあるほど、 かえって異様かつ不自然に見える、ということです。 その動き方こそが、何にもまして不可解なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.17 20:38:45
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