カテゴリ:音楽・映画・アート
金曜ロードショーで「M:i:III」を観ました。
◇ 考える間もないほどスピーディーな展開で、 どんでん返しもアクションも見応えがあったけど… あとから考えてみると、 いろいろ分からないことだらけです。 そこらへんを自分なりに考察してみました ![]() 1.なぜマスグレイブはリンジーを救出させたの? まあ、上司ブラッセルの指示だから、 マスグレイブは仕方なく従ったのでしょうけど、 彼はデイヴィアンと通じてるのだし、 リンジーが救出されたら不都合なわけですよね。 彼女にラビットフットを盗ませる予定だったはずだし、 もしかしたら、彼女は、 マスグレイブとデイヴィアンの関係に気づいてる可能性もある。 彼女が救出されてしまったら、 脳内爆弾で殺せばいいと考えてたのでしょうけど、 デイヴィアンと通じてるなら、 救出作戦がはじまった時点で、 監禁場所を変更させることも出来たはずだし、 脳内爆弾なんて回りくどいことをせずとも、 ふつうなら救出される前に殺してしまうのでは?? 2.デイヴィアンをバチカンで拉致させたのは誰? あれはイーサンたちの独断ですよね。 マスグレイブはもちろん、 ブラッセルでさえそんな指令は出してなかった。 だから、 ブラッセルはイーサンを捕まえて尋問したのですね。 3.チェサピーク湾橋でデイヴィアンを奪還したのは正規軍? 戦闘機やヘリコプターなど、 かなり大規模な武装組織が出動してましたが、 あれって正規軍だったのでしょうか? それとも、 ロシアのワグネルみたいな民間の軍事組織とか? でも、米国内で、 非正規軍にあんな活動ができるとは思えない。 とはいえ、 かりに米国の正規軍だったとしても、 市民を巻き込んでインフラも破壊する戦闘行為を、 国内でやらかすのは異常すぎます。 もしも、あれが正規軍だったとしたら、 マスグレイブはペンタゴンの手先ってこと? つまり、 マスグレイブとデイヴィアンの計画の背後には、 中東戦争を目論むペンタゴンの陰謀があった? 4.イラク戦争への批判? この映画が公開された2006年、 アメリカはイラクと戦争してる最中でした。 それは、 「イラクに大量破壊兵器がある」 との疑惑を口実にした内政干渉と侵攻だった。 マスグレイブも、 > ラビットフットを中東に売りつけて、 > 先制攻撃を仕掛ける口実を作る と話してましたよね。 5.どうやってラビットフットを盗んだ? ラビットフットを所有してたのは誰だったんでしょう? 高層ビルから飛び降りるのは大変でしたが、 そのあとは意外に簡単に盗めましたよね…(^^; あんなに簡単に盗めるなら、 わざわざイーサンにやらせなくても、 デイヴィアンたちに盗ませればよかったのでは? 6.ラビットフットは本物だった?なぜ妻の替え玉を殺した? イーサンたちがせっかくラビットフットを盗み出したのに、 デイヴィアンは「本物はどこだ?」と言いがかりをつけて、 妻の替え玉の女性を銃殺してしまいました。 あのシーンも不可解だったのだけど、 英語のWikipediaの解説は次のとおりです。 Julia is still alive, and the dead woman is actually Davian's translator, who is used to confirm the authenticity of the Rabbit's Foot. じゃあ殺さなくていいじゃん! ラビットフットは本物だったんだから! ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.27 19:41:46
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