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TBS「笑うマトリョーシカ」最終話を見ました。
いずみ吉紘の脚本を、 いままで面白いと思ったためしがないので、 あまりちゃんと見てなかったのよね…(^^; 後半ぐらいから、 「意外に面白そうだな…」と見はじめた感じ。 前半はTverのダイジェストで済ませました(笑)。 凜が出ると知ってたら、 最初からちゃんと見たのだけど。 機会があれば、 U-NEXTあたりで見直そうかな。 ◇ 終盤は、 どんでん返しの連続が、 ちょっとあざとい感じもあったし、 整形ネタがややリアリティに欠けたかも。 でも、 田辺桃子はなかなかの悪女っぷりでした。 最終回は、 (原作の結末をなぞったのかもしれませんが) ちょっと駆け足すぎて、やや説明くさかった。 もうすこし見せ方に創意工夫が欲しい。 ◇ マトリョーシカを、 開けて…開けて…開けていくと、 最後に残るのは本人であり、 しかも、その中身は空っぽ…というオチ。 でも、 清家一郎のキャラは、 それほど特異なものとも思いませんね。 実際、 政治家って、あんな人間が多いと思う。 そして、 どちらが良いとも言いきれないのよね。 中身がないから上手くいく政治家もいるし、 中身がありすぎてダメな政治家もいます。 ◇ 小泉進次郎も、 政治家の「振舞い」を身につけてるだけで、 中身が空っぽなのは誰でも知ってます。 その場合は、 政治家個人を見つめるだけでなく、 構造的に考えなければ実態が見えてこない。 … 櫻井翔は、 けっして演技が巧いとは言えないけど、 今回は、 何を考えてるか分からないキャラと、 官僚の息子である彼自身の出自が、 例外的にハマり役だったかなと思います。 ◇ 余談ですが… 加藤雅也は俳優デビュー当時、 映画「君は僕をスキになる」(1989)で、 由貴ちゃんと共演してるので、 じつに35年の時を経て、母娘と共演した形です。 凜は見てないかもしれませんが…(^^; 香港パラダイス的な中華街の水嶋凜。 ほぼほぼ、あさりそばの吉兆だと思う(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.07 21:51:40
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