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まいかのあーだこーだ

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2024.09.22
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カテゴリ:漫画・アニメ
アニメ「烏は主を選ばない」の最終話。

いろんな謎を残しつつ、
大まかな世界観が示されたところで終わりました。



不知火は、
現代の人間社会の夜景でした。

八咫烏の世界は、
結界に守られてるものの、
肥大しつづける人間世界に侵食されてる。



人間世界が、
他の生物世界を侵食してる…みたいな構造は、
「もののけ姫」や「千と千尋」や「トトロ」に共通します。
いちばん分かりやすいのは「アリエッティ」かな。

この物語は、
それを《向こう側》から見てるわけですね。



人間世界と八咫烏世界の境界には、
狂暴な猿がいて…

猿は、
八咫烏の娘も喰ってましたが、
それ以上に数多くの人間を喰ってる。

そして、八咫烏にとっても、
人間(仙人蓋)を摂ることには、
麻薬のような魅力がある。

そう考えると、八咫烏と猿は、
「敵の敵は味方」
みたいな関係ともいえます…。



同時に、
八咫烏の世界は、
人間世界の縮図のようでもある。

朝廷の内部には権力闘争があって、
地上世界と地下世界の間にも綱引きがある。



小梅の母親の初音は、
八咫烏の娘たちを猿に売り飛ばしてたけど、

じつは彼女自身が、
幼いころに親から売り飛ばされた被害者であり、
八咫烏の世界から見捨てられた《無敵の人》。

毒親のもとに生まれて、
みずからも毒親になった人です。
そこには毒親の連鎖がある。

彼女は、
八咫烏の世界には恨みしかなかった。
むしろ「猿に感謝してる」と言ってましたね。



初音は処刑されたんでしょうか?

真の金烏たる若宮は、
いかなる悪人でも八咫烏を殺せないそうですが。



そして、
以下のXのリンク先は、
「アニメの冒頭と最後に関わる重大な場面」とのこと。
雪哉の出生の秘密も書いてある。

すまないな、とはっきりとした御内詞みうちことばを話し、大烏は首をかしげた。
「私が中途半端に結界を繕ってしまったものだから、ほころびに足を取られていたのだ」

やっぱり冒頭の大烏は若宮だった。

八咫烏は、
最初は卵から孵って、
しばらくは雛鳥として育つんですね(笑)。





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最終更新日  2024.09.23 22:50:59


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