カテゴリ:ドラマレビュー!
フジ「全領域異常解決室」第2話。
これって、なんとなく、 《狐と竜の対立図式》になってる?? ◇ 今回の井戸のエピソードは、 稲荷の祠で竜穴をおさえてたのに、 それを外したら祟りが起きた!…みたいな話。 (実際にはメタンガスの充満ですが) 前回の記事に書いたように、 宇喜之民生(小日向文世)が《お稲荷さん》(ウカノミタマ)で、 豊玉妃花(福本莉子)が《竜宮の姫》(トヨタマヒメ)だとすれば、 一連の事件も、 海に流されたヒルコを《竜宮の姫》が操ってて、 それを《お稲荷さん》が鎮めようとしてる…みたいな図式かも。 ちなみに、 ゼンケツの本部がある「稲荷山神社」も、 人形町にあるという「豊玉神社」も、 架空の神社であって実在はしないようです。 海に流されたヒルコ。 …でも、まあ、 前回も、今回も、 ヒルコはただ犯行声明を出してただけで、 結局、事件そのものは、 ヒルコと無関係でしたけどね…(^^; ◇ 実際のところ、 日本における《狐神と竜神の関係》は、 対立的なのかどうか、よく分からない。 ちなみに、 Wikipediaには以下のように書かれてます。 稲荷神は、稲を象徴する穀霊神・農耕神。 わたしは、 日本の縄文以来の「蛇神」が、 仏教の伝来によって「竜神」に置き換わった、 …と思ってるのだけど、 その一方で、 弥生時代の農耕神だった「蛇神」が、 渡来人の影響によって「稲荷」に置き換わった、 …という側面もあるのですね。 ◇ 土着の《蛇神信仰》が、 外来の《稲荷信仰》に習合したと考えれば、 両者は同一視されるわけだけど、 見方を変えれば… 土着の《蛇神》の座を、 外来の《稲荷》が奪ったともいえるわけなので、 両者は対立関係にあるかもしれません。 なお、 埋めた井戸でガスが発生することはあり、 いわゆる息抜きの風習があるのも事実だけど、 「メタンガスで集団失神」みたいな事例は、 ネットで検索しても見当たりません。 むしろ、メタンガスで問題になるのは、 引火して爆発する危険性ですね。 大阪の万博会場でもその懸念が指摘されてます。 ◇ …それはそうと、 極秘の機関なのに、 全校生徒の前で正体バラしちゃいかんだろw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.18 14:04:02
[ドラマレビュー!] カテゴリの最新記事
|
|