カテゴリ:ドラマレビュー!
松本穂香×鈴鹿央士「嘘解きレトリック」第4話。
北乃きいの役は、 端崎馨(味方良介)の姉の雅みやびさん。 怪談雑誌の記者でした。 モガっぽいファッションが似合ってる。 ◇ 今回はド定番のお人形ホラー。 1話完結じゃなく、真相は次回に持ち越し。 双子トリックみたいだけど… 原作は読んでないのでネタバレできません(笑)。 人形屋敷と呼ばれる綾尾家では、 両親が海難事故で亡くなっており、 一人娘の品子(片岡凜)だけが女中と暮らしてる。 しかし、雅さんは、 「品子が2人いる!」と考えています。 つまり、双子だと疑ってるわけね。 きっと亡くなった両親が、 「双子は不吉だ」との迷信にまどわされて、 その事実を隠したのだろう…と。 ◇ たしかに品子が、 柴田さんや寺山刑事と一緒にいるときに、 崖のうえに、もう一人の品子が現れたり… あるいは品子が、 左右馬や雅さんと母屋で話してるときに、 離れに、もう一人の品子の影が見えたり… 地元の噂でも、 「幼いころ足を骨折したのに歩いてた」 「誰もいない人形部屋から話し声が聞こえた」 「人形のお膳がときどき減っていた」 などの話があるようだし、 女中はいつも、 品子の食事と、人形の食事と、 2人分を用意してるらしい…。 ◇ そういえば彼女は、 自分のことを「私」でなく「品子」と呼びます。 最初に部屋に現れたとき、 「綾尾品子です。はじめまして」と言ったあと、 すぐに部屋を出て、また入ってきたけれど… そのときに入れ替わった? つまり、 彼女が言ってる「品子」とは、 自分のことじゃなく、双子の姉妹のこと??
◇ でも、鹿乃子によれば、 彼女が「双子じゃないです」と言ったとき、 ウソは吐いてなかったらしい。 鹿乃子が見抜いた品子のウソは、 「うちでは誰も死んでない」 「イネさんは自殺した」 …という2つの言葉です。 つまり、 ・人形部屋で誰か死んでる ・女中のイネさんは殺された …ってことだよね。 ちなみに、 綾尾家の女中は短期間で入れ替わり、 地元の人が雇われることはない。 橋から転落死した女中のイネも、 兄とともに、亡き両親の借金を抱えて、 他所から遠縁の柴田を頼ってやってきた人です。 ◇ 雅さんが取材を許可されたのは、 彼女の祖父と、綾尾家の弁護士の父が友人だから、 …なのだけど、 綾尾家の娘が双子なのかどうかは、 その弁護士も、地元の人も、知らないっぽい。 品子の出産には医師も産婆も立ち会ってない。 もしかしたら、 女中だけが何かを知ってるのかもしれません。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.29 15:15:42
[ドラマレビュー!] カテゴリの最新記事
|
|