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まいかのあーだこーだ

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2024.10.30
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カテゴリ:ドラマレビュー!
TBS「あのクズを殴ってやりたいんだ」第4話。

7年前の試合で、
海里が死なせたのは平山大地(大東駿介)でした。
もともとは海里の兄貴分だったのに、
大地が別のジムに移って対戦相手になったのですね。

そして、
海里が毎月の送金をしてたヒラヤマミチエは大地の母。
でも、まだ登場はしてません。

県会議員の富岡(橋本じゅん)との関係もまだ不明です。



今回は、最後のほうで、
友人の撫(玉井詩織)と、羽根木会長(渡部篤郎)が、
ちょっとダークな一面を見せてました。

でも、これは、
たぶんミスリードの意味合いが強いかなと思う。

撫は、大葉(小関裕太)のことが好きだし、
大葉は、ほこ美のことが好きだから、
三角関係から嫉妬が生じるのは仕方ないけど、
それほど根深いものとは思えません。

かたや羽根木会長のほうは、
海里を苦しめつづける過去の不幸を恨んでるのか、
それとも、
大地がジムを移籍したときに何か確執があったとか?



それにしても…

ほこ美にとって、
「殴る」ことの意味がどんどん変わってますね。
もはや復讐じゃありません。

あくまでラブコメ的には、
《憎むべき相手を愛してしまう》

みたいなロミジュリ的な構造があり、
《見た目はツンだけど内心はデレ》

みたいな少女漫画的な側面もあるので、

そこからいうと、
ほこ美にとって「殴る」ことは復讐ではなく、

たとえ本人は自覚してなくても、
小学生の男の子が好きな女の子をいじめるのと同じで、

いわば「恋心の裏返し」にほかならないから、
《クズ男なのに好き!》《殴りたいのにキュン!》

…みたいな話なのだけど、

海里の精神的な部分に触れれば触れるほど、
そういうラブコメ的な次元をも超えてきてる。



いまや「殴る」ことは、
相手を敬うことでもあるし、
自分との闘いでもあるのだけど、

その反面、一歩間違えれば
取り返しのつかない傷を背負うことでもある。

でも、現在のほこ美は、
「海里やゆいと同じ景色を見るため」に、
なおも殴ることを諦めようとしません。


そして、この流れからいくと、

最終的には、
海里がセコンドになって、
ほこ美がリングへ上がるような気もする。

そうなると、
スポコンの要素がいっそう強まるはずですが、
まだちょっと先は読めません。




なお、余談ですが、

このドラマにかんして、
「ほんとうに殴るべき相手は元婚約者ではないか!!」

…みたいなことを大真面目に論じてるライターがいました。
※光文社の『SmartFLASH』です。

ラブコメ枠なのに、
半沢直樹の敵討か何かと勘違いしてるのかしら??
ああいう記事を読むと、アタマが悪すぎてうんざりします…。



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最終更新日  2024.11.06 10:31:31


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