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カテゴリ:Viva! Africa
1976年6月16日。
南アフリカ共和国ヨハネスブルグ・ソウェト(黒人居住区)にて。 アパルトヘイトを推し進める政府により、それまで現地の言葉で行われていた 学校教育を※1.アフリカーンス語(白人移民が話していた言葉)に強制する。 とした授業に反対した小中高校生約1万人がデモを起こし、 約300人の若い命が警官によって奪われた「ソウェト蜂起」の起きた日。 1994年、ネルソンマンデラ氏を中心としたアパルトヘイト撤廃運動により、 全人種参加による選挙が行われ、南アフリカが生まれ変わった時、 この日を「若者の日」と名付け、国家祝日に制定された。 以後、南アフリカでは、毎年6月を「若者の月」16日を「若者の日」と呼び、 若者を中心とした祝祭でこの日を祝している。 万博でもこの「若者の日」を祝し、南アフリカから有名ミュージシャンが来日。 今日は気温もすっごく暑かったけど、ステージも熱かった。 そして、これまでの万博の中で一番アツくなった一日でした。 突然、明日から「日本語を禁止する」と言われたらどんな思いだろう? その頃、肌の色は一体何を表していたのだろう? ※1アフリカーンス語: オランダ植民地時代。 オランダ語・フランス語等の欧州系言語・マレー系言語と現地語が融合して できた言語。アパルトヘイトの頃は黒人も使用を強要されていた。 現在では、南アフリカ共和国、ナミビア共和国の公用語。 Rest & Peace お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/19 12:18:13 AM
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