「青春18きっぷ活用ツーリング」を振り返る
今日初めてこのブログをご覧になられた方には、まずこれまでの経緯を読んでいただけましたら幸いです。計画編青春18きっぷデビュー/青春18きっぷ活用ツーリング計画その1/青春18きっぷ活用ツーリング計画その2/青春18きっぷ活用ツーリング計画その3実行編3月3日福知山~天橋立~城崎温泉~鳥取/3月4日鳥取砂丘~城崎温泉/3月21日瀬戸内海のんびりポタ/4月8日伊勢志摩国立公園めぐりツーリング3月3日から4月8日までの間に「青春18きっぷ」を利用したツーリングを4回実施したわけですが(残りの1回もツーリングの下見だったので5回みたいなもの)、今回の「青春18きっぷ」はJR発足20周年記念で8,000円と安かったこともあり、もちろん元は十分に取れているのですが、本当の意味で「青春18きっぷ」を活かしきったといえるのは、やはり最初の1回、3月3日だけのような気がしています。計画段階からわかっていたことですが、日帰りツーリングの場合、自転車に乗る時間を長く取ろうとすればするほど、それほど遠くまで行けるものではありません。今回は8,000円÷5回=1,600円ということで、元を取るだけなら非常に簡単なので良かったですが、通常の「青春18きっぷ」は11,500円なので、1回2,300円となり、これがけっこう微妙なラインなんですよね。その点、3月3日のツーリングは、たとえ1回2,300円だったとしても、とても上手く使うことができたと思います。まず大阪駅から始発電車で福知山駅まで輪行して、福知山駅から城崎温泉駅まで自走。普通ならここから大阪に帰るところを、さらに100km先の鳥取駅まで輪行して1泊したわけですが、城崎温泉駅を出るまでに130km以上走って、日本三景の天橋立も満喫し、城崎温泉にもつかり、カニちらしと寿司まで食べることができました。でもあとの3回は、通常の2,300円の時であれば、せいぜい1,500円かそこらしかトクしていないので、悪天候で予定通りに行けなくなるなどのリスクを考えると、次回の夏の「青春18きっぷ」の時はどうするかなぁと、やっぱり悩むことになりそうです。それでも、一度経験していますから、次回ももし「青春18きっぷ」を買うとしたら、今回の経験と反省を十分に生かしたツーリングができるような気もしています。たとえば…●やっぱり1泊以上がいい。悪天候も利用しよう。まとまった夏季休暇が取れたとしても、当然毎日天気が良いわけではありません。天気予報を見て(これがアテにならないから困るんですが)、明日が雨で明後日は晴れだとすると、雨の日は思い切って移動日に当ててしまう。これなら相当遠くまで行けますし、途中下車も自由ですから、大きな駅なら手荷物預かり所に自転車を預けてしまえば、雨が降っててもグルメと温泉くらいは十分楽しめるでしょう。そして翌日は明け方から遠く離れた場所を思いきり走ることができます。●自転車仲間を誘う今回の反省というより最初からわかってることですが、1人で5回使うのは大変でも、もし同一行程で輪行できる近所の自転車仲間が4人いれば、たったの1回で使いきることができます。まあ4人見つけるのは難しいでしょうが、たった1人いるだけでもかなり大きいです。7月20日~9月10日の利用期間中に、その友達が2回つきあってくれれば、残るはあと1回で済みます。●ヒルクライム向きの切符?よほど登りが苦手でなければ、かなり標高の高い山でも、ヒルクライムはロングライドほど時間がかかるわけではありません。しかも下りは誰でも速い。僕は昨年の8月、岐阜県のJR高山駅から、乗鞍スカイラインの頂上、畳平駐車場(標高2702m)までの約47kmを、何度も休憩を入れて5時間半くらいで登りましたが(詳しくはこちら)、あの頃はまだ山岳仕様のギアではなかったですし、自転車を始めて10カ月ほどしか経っていない頃だったので、今ならもっと早く登れると思います(といっても急いで登るのは嫌いなのでペースは普段通りですが)。大阪からの日帰り往復だとさすがに無理がありますが、滋賀県長浜市の実家から「青春18きっぷ」を使って日帰りで乗鞍ヒルクライムに挑戦することは、やろうと思えば可能です。同じく実家からなら、富士山ヒルクライムも可能ではあると思います。(まあ富士山には今年、40歳記念の1泊ツーリングに行きたいと思ってますので、日帰りでは行かないですが…)たぶん夏にも「青春18きっぷ」を買うのかな… 買うんだろうな、やっぱり応援してやってください→