|
テーマ:「愛」・「命」(2786)
カテゴリ:カテゴリ未分類
なんとも悲惨な災害である。
記録的な降雨量!、10分間で30ミリ! 1時間114ミリ! 避難困難な夜間! 花崗岩質の危険な地質! いずれも不可抗力であろう。 ではできることは何か? 1、基本的に山の斜面下には住まない。 降雨記録など、いつでも必ず更新される。 2、やむを得ない場合でも過去数百年間の被害記録の有無を確認しておく。 ちなみに、神社仏閣は比較的安全であることが多い。 また小学校などは過去の記録を調査した上で建設されている。 曽祖父母三代目以前の古い住民の住む地区は、まだまし。 一番怖いのは最近できた建売住宅。 3、行政の避難勧告はあてにせず、自己判断で早期避難。 もちろん勧告があれば、速やかに避難。 避難勧告は災害発生後1時間経過で遅れたとの指摘があったが 広島市消防局も当然に神戸市消防局と同様に雨量を24時間測定していたはず。 拙者の現役時代、神戸では本部と消防署受付で市内各所の雨量記録を24時間監視し、一定の雨量になると自動的に危険地域パトロールを開始する体制となっていた。 今回の災害では 前日までの時間雨量は数ミリから最大20ミリ、そして 直前の1時台は10ミリだったそうで、これくらいでは、通常避難勧告の発令は微妙である。 しかし、危険地域のパトロールを開始していたかどうか、不明であるが今後問題となるかもしれない。 そして 前日22時ごろの20ミリになった段階で、避難準備勧告をしてもよかったと思う。 その後 2時台になって100ミリに急増、このタイミングに発令するべきであっただろう。 しかし、2時に発令すれば、避難できたかと検討しても、住民の半分ぐらいしか避難できないだろう。 住民側にそれなりの覚悟と準備がないと、なかなか避難行動には出ない。 そして 3時半になって被害が発生 4時半に避難勧告 広島市消防局の危機管理監は遅すぎたと認めていたが、2時すなわち100ミリに急増した時点で、避難勧告は発令できたと思う。 すなわち半数は助かったかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月20日 22時51分17秒
コメント(0) | コメントを書く |
|