今夜のNHKドラマ「破裂」は高齢化社会による日本の危機をテーマにしていた。
すなわち、「ピンピンポックリ」と称して高齢者を早く死なせることによって、医療費介護費の増大による日本の破産を防止しようとするある男の行動を描いていた。
「ピンピンコロリ」という言葉もよく聞く。
毎日ピンピン元気で過ごし、死ぬときは寝たきりになることなく、突然苦しむこともなく、コロリと臨終を迎えることらしい。
先進の医療では、人工心臓や人工呼吸、人工臓器、人工栄養などが発達し、ピンピンとコロリの間の半死半生状態が広がってしまっている。
延命治療により、老衰死とか自然死は、なかなかお目にかかれない。
そのため、医療費が増大するのは、当たり前になっている。
このままでは日本の財政がパンクするのは目に見えている。
つづく
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最終更新日
2015年12月05日 01時22分11秒
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