榎本艦隊、ヤンゴン湾に現る。
ライン・テイク・カウンティン幼名マ・プワール。コンバウン王朝の第8代国王タラワディ・ミンの娘として生まれた。彼女は詩人、音楽家であり、その美しさでも知られていました。彼女はバウルとして知られるポピュラーソングのスタイルを作成し、ヴィジャヤカーリーやインダヴァンサなどの宮廷ドラマを書いた。いわばミャンマーの紫式部である。拙者の小説に登場させたいキャラだ。以下シナリオ案。バガンを観光していた日本人少女がアーナンダー寺院に迷い込みマ・プワールが同寺院を参拝した際に、不思議な出会いが生じ、マンダレーの宮殿に彼女を連れ帰る。 そこでカナウン皇太子の暗殺の未来を知ったマ・プワールは暗殺の阻止を試み、成功する。 ちょうどその時、蝦夷共和国の訪問団たる榎本艦隊が、仏印及びシャムを経てヤンゴン湾に投錨する。 英国の侵略を阻止すべく、コンバウンと蝦夷共和国の秘密同盟が成立。開戦に至る。 コンバウン陸軍はシェダゴンパゴダに陣取る。 第一次英緬戦争で英軍がシェダゴンパゴダに陣を敷き、コンバウン側がマスケット銃の砲火にさらされたことで敗れた、苦い経緯があるからだ。 カナウン皇太子の開発した水雷が英艦隊の船底を破壊し、また、榎本艦隊開陽丸のクルップ砲が英艦隊のアームストロング砲の射程をしのぐことから、英艦隊はせん滅され、コンバウン側の勝利に終わった。 ミャンマーの独立が回復し、タイと同様に英国の植民地になることから免れる。