日本人は味の濃いのがお好き?!
じつはエメンタールチーズは少し不評をかっていた。しまりのない味だとか、イロイロけちをつけられていた。エメンタールチーズを食べきってしまったので、「ディスカウントストアで売っている量産特売チーズ」を食べてみた。久しぶりにかじってみた感想は「しょっぱくって、臭いもきつく、旨味も濃い」という感じがして、チーズというよりはスルメ干である。なんだか薄めない濃縮だしか、不味いことで定評のある菊○ラーメンのようなもを食したような感じが頭をよぎる。こんな濃い味の品物をチーズだと思い込まされていたら、ナチュラルチーズなんか善さを堪能できるわけない。味の濃いのが好みかも知れないといったところで、そういえば日本のバターは塩入が主流だったりする。パンにバーターをつける問題を考えてみると・・・美味しいパンはイーストの活動を活発にさせるため塩分濃度が高くなければならない。健康意識からか塩分濃度を気にする傾向があるせいか塩分に限っては濃い味を求めなくなってきているような感があるせいか・・・せっかく苦心して焼いたパンも、お客さんが加塩バターをつけて食べたところで、「お宅のパンは塩辛すぎてまずい」なってしまう。どこかスケールがみんなずれているような気がする。